震災で[評価だだ下がり/爆上げ]な人々【その3】
◆専門家編
今回の震災ではさまざまな分野の専門家がメディアに登場。アンケートのフリーアンサーでまず挙がったのが「話し方が丁寧で聞くと安心する」(46歳・製造)と評判の東大医学部附属病院放射線科の中川恵一准教授。「民放各局に出演していた東工大原子炉工学研究所の澤田哲生助教授は、『炉のことしかわかりません』と言い切り、自分の知識の範囲のことだけを説明したことで好感度を上げました」(山本氏)
「東京大学理学系研究科の早野龍五教授は、ツイッターを通じて原発関連の情報を発信し続けて、脚光を浴びています」(サイエンスライター・森山和道氏)
また、東京臨海病院の山本保博院長もそのルックスで話題に。そして想像以上の支持を集めたのがNHKの解説委員だった。
「平時から専門的な科学番組を作っていて、基礎知識を持った人材が揃っている。水野倫之解説委員はネクタイがかわいかったりと、人柄の面でも話題を呼んだようです」(森山氏)
評価落としきりは、原子力安全・保安院。
「知識はあるが、コミュニケーションスキルが足らない。枝野さんのように広報役を果たせる人を立てられれば、評価は変わったでしょうね」(同)
※ポイントは、ネットアンケート(対象/全国在住の20~40代・男女100人)で「震災後、印象はどう変わったか」という質問で、「良くなった」から「悪くなった」を引いた数です
この特集の前回記事
ハッシュタグ