素人の手作りシュシュを被災地に
避難所の女性たちに手作りシュシュをプレゼントするボランティアをネットで発見。被災地にシュシュなんか必要か? と訝しみつつも、チクチクとやってみたら案外楽しい。意気揚々と完成品を送ろうと、主催者に電話したところ……。
「先週、すでに集まったシュシュを被災地に持って行った結果、支援方法を見直し、シュシュの受け付けは終了することにしたんです」
やっぱり、現地で「シュシュなんか要らない」と言われた?
「いえ、喜んでもらえたけど、今度は向こうの人が売って生活費を稼げるように、アクセサリーを集めようと思います。クオリティは問いませんよ。品物そのものの良い悪いは、被災地の人が判断することだから。商売って、売れるものもあれば、売れないものもありますよね。だから、ヘタクソなアクセサリーで、売れないものがあってもいいんじゃないかな」
なるほど、じゃあ次はアクセを!……って、ちょっと待った。正論ぽいけど、実は、「ゴミになっても知らない」って話ですよね!?
思ったよりも簡単だし楽しいシュシュ作り。気分はすっかり「ポニーテールとシュシュ♪」だったが……
取材・文/朝井麻由美
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