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わが社のトホホな節電対策。逆効果なパターンも……

― [やりすぎ節電]トホホ白書【9】 ―

◆そこまでやるか!?わが社のトホホな節電対策

 エアコンの設定温度を上げる、蛍光灯などの照明を減らす、あまり使わない電気機器はコンセントを抜く……なんてのは、今やどの会社でもやってること。「ウチでは、そういう一般的節電対策に加え、コピー機の数が半分以下に減らされた」と言うのは不動産会社の男性(35)。

「それほど支障はないと思ってたんだけど、どうしてもコピーが立て込むことってあるでしょ。会議資料を急に出力し直さなきゃいけないとか、販促ツールに折り込む資料を大量にコピーしなきゃいけないとか。そういうときは正直大変。他部署のヤツと小競り合いになったりして、イライラするし地味に消耗します」

 社内の空気が悪くなるということでは、「会議室を使用後、消灯を忘れたりすると、予約リストの履歴から担当部署と担当者がチェックされ、吊るし上げられる」(34歳・男・ITコンサル)、「社員が勝手に設定を変えないよう、エアコンの操作パネルのフタがシールで封印された。シールを剝がした痕跡があった場合は全社に部署名を告知するとか、まるで校則の厳しい学校みたいな管理体制に社員の士気はダダ下がり」(37歳・男・食品)なんて事例も。

 逆に節電違反取り締まりに燃える人もいて、「パートのおばちゃんがエアコンの温度設定とかパソコンつけっぱなしとかをうるさく指摘。待機電力にも目をつけ、テレビやビデオ、プリンター、コピー機、果てはFAXまでコンセントを抜きまくった」(40歳・男・サービス)。おばちゃん、FAXの機能わかってる?

「ノートPCは基本、バッテリー駆動するようお達しが。とはいえ、バッテリーがギリギリになったらコンセントにつないでもいいことになってるんだけど、部課長や総務の連中が見回りにきては『それ、もう充電終わってるよね。コンセント外して』と言ってくる」(32歳・男・専門商社)って、嫁いびりの姑か。

 それでも節電に役立ってるならまだいいが、むしろ逆効果なのでは?というパターンも少なくない。

「フロアに1台ある冷蔵庫の前面にビニールカーテンが付けられた。冷気が漏れず節電になるらしいが、中身が見えづらく、必要なものを取り出すのに時間がかかり、その間、ドアは開けっぱ」(46歳・女・薬品)

「午前中はクーラー使用禁止。大元の電源が切られてるようで、どんなに暑くてもスイッチ入れられない。
が、その分、12時を過ぎると一気に冷却開始」(34歳・男・事務機器)とは、まさに本末転倒。


「サマータイム導入で午前10時出社が8時出社に。が、残業禁止令とかは出てないので、結局、今までどおり終電ギリギリまで仕事という日が多い。単に労働時間が2時間延びただけ」(33歳・男・建築事務所)

 その分、せめて昼休みを2時間ぐらいとらせてくれれば、ピーク時節電には役立つかも……!?




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