“安倍トレード”では大証2部Jトラストがアツい!?

「安倍・自民の圧勝は予想どおり」と言わんばかりに、衆院選を先取りしたのが株式市場。“アベノミクス”をキーワードに、日経平均は1か月で1000円も上昇。主力株も軒並み上昇した。が、これはまだまだ序の口。“安倍トレード”で荒稼ぎするチャンスは残っていた!【後編】

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◆“出来レース”も噂される大本命が「ノンバンク」に

 建設株と並んで脚光を浴びているのが不動産株だ。

「インフレに転じれば、不動産価格も上昇する。そのときに、直接的に恩恵を受けるのは、リートや不動産流動化事業を展開している銘柄。大量の不動産を運用しているので、不動産価格の上昇が利益に直結する。レーサム(JQ・8890)やケネディクス(東1・4321)には要注目」(藤井氏)

 さらに、期待度が高いのはノンバンクだ。来年3月に期限切れを迎える中小企業金融円滑化法の影響が大きいという。

「債務の返済を一時的に猶予してきた同法の終了は、中小企業の経営に大ダメージをもたらします。期限切れに伴い、30万~40万社が倒産するとも言われていますからね。そうなると、ノンバンクのニーズが高まるのは必至。いわば、銀行からお金を借りられなくなった中小企業の駆け込み寺です。これを見越して、年収の3分の1までしか借りられない総量規制の見直し議論も高まっています」(同)

 中でも、注目株はJトラスト(大2・8508)。藤井・鮎川両氏がイチ押しの銘柄だ。

「ロプロ(旧日栄)と武富士を買収し、KCカードも傘下にあります。昔、武富士の時価総額が1兆円を超えていたことを考えれば、Jトラストの800億円は評価が低すぎ。10倍に値上がりしてもおかしくない」(鮎川氏)

 実は、このJトラストにはキナ臭い話も……。鮎川氏が続ける。

「株主構成を見ると、レスポワール投資組合が筆頭株主になっているのがわかります。この投資組合には、旧ライブドアの人間や木村剛元日本振興銀行会長(’10年に銀行法違反で逮捕・起訴)、竹中平蔵元金融担当大臣、村上ファンドのお金が入っていると言われているんです。ご存じのとおり、竹中・木村ラインは“旧安倍政権”をおぜん立てした小泉政権のキーパーソン。彼らのお金が入っているJトラストの値上がり期待が高まっているのは、“出来レース”では?と勘繰る人は少なくない。要は、安倍政権で総量規制の緩和を含む貸金業法の改正を行う形で話がついているんじゃないかと……。急騰せずに妙に綺麗な上昇トレンドを描いているチャートも気になるところ」

 そんな、きな臭い話がついて回るのは“爆騰銘柄”の常。“安倍トレード”で荒稼ぎするなら、建設、不動産とノンバンク。この3つは押さえておくべし!

【鮎川良氏】
マーケットウォーク代表。帝国データバンク、金融専門紙記者などを経て独立。新規上場株情報サイトの「東京IPO」立ち上げにも参加。独自の投資情報を配信

【藤井英敏氏】
カブ知恵代表。日興証券、独立系投資顧問等を経て、’05年にカブ知恵設立。歯に衣着せぬ語り口と独自の分析が個人投資家に人気

― “安倍トレード”で荒稼ぎする方法【2】 ―

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