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アラサー女の困惑…おひなさま、何歳まで飾っていいの?

おひなさま

いまのアラサーがおひなさまを買ってもらった幼少期は、バブル全盛で7段飾りが流行。現在の住宅事情では飾ろうにも飾れないという人たちも

 桃の節句を前にして、両親が実家から送ってきたおひなさま。

「ちゃんと飾りなさいね」と母。

 え? でも私、もう31歳だし……ていうかそもそも結婚してるし! おひなさまって「幸せな結婚」を祈って飾るものじゃなかったっけ? 30過ぎの既婚者が飾るのはおかしくないか? 疑問に思った記者は、周りのアラサー女子たちに「桃の節句におひなさまは飾っているか?」を調査してみた。

 まずは否定派の意見から。

「いや、おひなさまを飾るのなんて小学生くらいまでじゃないですか? 30過ぎて飾ってるなんて有り得ないですよ。ていうかうちのおひなさま七段飾りだし、今のひとり暮らしの1Kアパートじゃ物理的に飾れない(笑)」(31歳・独身)

「実家暮らしで飾るスペースは十分にあるのと、母親が毎年嬉々として準備するから、止められなくて毎年飾ってます。私は、いい年してもういいよって思うんですけどね。この2~3年は母親からの『早く結婚しろ』っていう遠回しなプレッシャーなんじゃないかとすら思えてきて、正直気が重いです」(33歳・独身)

 ポジティブな意見も意外に多い。

「別に何歳までって決まってるわけじゃないんだから、飾りたければ飾ればいいんじゃないですか? 私は毎年飾ってますよ。それに、季節の行事ってちゃんと準備すると楽しいじゃないですか。おひなさま飾って、ちらし寿司作って、蛤のお吸い物にひなあられ……。って、こんな家庭的なのに何で私は結婚できないのかな!(笑)」(34歳・独身)

「私は結婚しても飾ってますよ! 本来の由来が『幸せな結婚を願うもの』だったとしても、このまま『幸せな結婚生活が続きますように!』ってことで拡大解釈してます(笑)。娘が出来たら娘に受け継ぐつもりだし、毎年飾って、風を通してあげたほうが虫食いも防げるんじゃないかと思って」(32歳・既婚)

 そうか、「飾るのは子供のうちだけ」とか「幸せな結婚を願うものだから既婚者が飾るのはおかしい」などととらわれないで、飾りたければ飾ればいいのかな? それでいつか娘ができたら娘に受け継いで……。って、もしかして母親が実家から私におひなさまを持ってきたのは「早く子供作れ」っていうプレッシャー!? ……などと深読みしているうちに、気が付いたらおひなさまは飾られぬまま桃の節句は過ぎてしまったのだった。 <取材・文/マッキーナ>




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