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イケメンなのにキモい「キモイケメン」の謎

 イケメンなんだけどキモい、まったく女にモテない……という残念なイケメンが、世の中にはいるものである。一体、彼らはなぜキモいのか?  その謎を探るべく、今回も恋愛エッセイスト・春乃れぃ氏のサイト「大人モテLAB.」の協力を得て、キモイケメンに関する目撃証言を募ったところ、出るわ出るわ、キモエピソードのオンパレード! さっそく紹介していこう。 ◆カン違いした言動 キモイケメン いちばん多かったのがコレ。自分がイケメンであることを意識するあまり、妙なクセを身につけてしまったキモイケメンが多い。 「話しながらキメ顔するときに目をキッとさせるクセがあるのか、毎回一瞬白目になるのがまじキモかった」(25歳・メーカー事務) 「底が浅いから毎回フラれてるのに、『あの女はいつか必ず後悔する』とか言ってバカみたい。競馬もギャンブルなのに、『競馬はイギリスじゃセレブの遊び』とか言ってて死ねと思う」(26歳・通信営業) 「『この間、青山行ったんだけどさ、うん。久しぶりに行ったんだけどヤッパリ落ち着くよね、うん』と、自分で自分の話に頷くのがキモすぎる」(23歳・アルバイト) ◆自信過剰  自分の誘いは絶対に断られない――という根拠のない自信を宗教のように持っているのがキモイケメン。 「『お茶しに行こう』→『映画に行こう』→『手をつないで歩きたいなー』→『家でDVD見ない?』と、どの誘いにも一度も応じていないのに、勝手にハードルを上げてきた(笑)」(27歳・メーカー企画) 「一緒に飲んだとき、あまりに自慢話が多かったのでウンザリして『眠くなっちゃったから、残念だけど帰るね』と早めに切り上げようとしたら、タクシーに乗るとき、突然身を乗り出して 『楽しかったよ』ってキスしてきて、頭をクシャクシャっとされた(あまりに突然で逃げられなかった)。どこの少女漫画じゃ!  自分がハズしてるなんて微塵も思っていないのが、とてもイタい」(27歳・Web制作) ◆残念なファッション 「イケメンは服のセンスは残念な人が多い」とのコメント多数。ファッションに無関心なのはまだいいほうで、「妙なこだわり」を持っているキモイケメンが目立つ。 「こちらが目のやりどころに困るくらいシャツのボタンを開けて、そうイケてない胸板を晒していた人」(27歳・公務員) 「街中で通り過ぎる同性のファッションチェックをドヤ顔で始めたときは、他人のフリをして逃走したいと思った」(26歳・法律事務所) 「カラコンはキモすぎるので、マジで勘弁してください」(20歳・学生) 「イケメンは正義」――なんてのはただの幻想。キモイケメンは、良識あるブサメンより確実にモテない。ゆめゆめ男性諸氏は、イケメンだというだけでカン違いしないように! <取材・文/琵琶子> ロゴ●春乃氏の恋愛コラムをはじめ、「ホストクラブ統括」「未妊女子」などなど、個性豊かすぎる連載陣が魅力の「大人モテLAB.」はこちら⇒http://harunorei.net/active/
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