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まるでエロ小説!? なクラシックの歌詞に仰天

「カルミナ・ブラーナ」という歌曲をご存知だろうか? クラシックに詳しくない人でも、どこかで一度は聞いたことがあるであろう、禍々しくも壮大なメロディ。アラフォー世代なら、映画『ヤング・シャーロック/ピラミッドの謎』の邪教の儀式シーンでバックに流れていた曲……と言われれば、ピンとくるのではなかろうか。 ※参考:アンドレ・リュウ指揮「カルミナ・ブラーナ O Fortuna」 ⇒【動画】http://www.youtube.com/watch?v=GD3VsesSBsw
 作曲者はカール・オルフ。第二次大戦の前後にかけてドイツで活躍し、その作風は(不幸にも)時の政権=ナチ党に愛された。そのために毀誉褒貶を受けるが、「カルミナ・ブラーナ」のスリリングな響きは、今も数多のクラシックファンに愛されている。  ……と、ここまでが前置き。実は「カルミナ・ブラーナ」には、合わせて「三部作」と称される“姉妹曲”があるのだが、これらはめったに上演されることがないという。そのうちの一曲「カトゥリ・カルミナ」が、この1月にNHK交響楽団の定期公演で「カルミナ・ブラーナ」と共に演奏されたのだが、これが、聴衆の度肝を抜くシロモノだったのだ。  なにが? そのお下劣すぎる「歌詞」がである。  筆者としても、引き写すだけで赤面してしまいそうなので、写真でご容赦願いたい。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=615941 「カトゥリ・カルミナ」の主題は「若い男女が交歓の悦びを歌う」もの……というわけで、まさかの「おっぱい」「ちんちん」の大連呼! 筆者も聴衆に加わっていたのだが、歌詞のパンフレットを開いた周囲の人々から、「ザワ……」という効果音が漏れ聞こえるようであった。  その晩は、ツイッターでも「これ、NHKでちゃんと放送されるのかな?」といったつぶやきが見られたが、めでたくこの4月13日の「クラシック音楽館」(NHK Eテレ 21:00~)で放送予定とのこと。問題の「歌詞」がちゃんと表示されるのか否か、ワクワクしながら見守りたい所存である。 (http://www.nhkso.or.jp/concert/search_broadcast.php)  クラシックに新たな興味がわいてくるかも!? <文/琵琶子>
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