腐った月餅の餡だけ消毒して再利用――驚愕の中国「毒」食品
PM2.5に鳥インフルエンザと、中国の汚染物質や毒食品についての報道が連日メディアを賑わせている。
4/16発売の週刊SPA!「[中国毒食品]の死に至る恐怖」では、中国民ものけぞる中国国内の毒食品騒動と、日本の輸入検疫の無策っぷりについて報じている。
特に、中国国内の毒食品関連ニュースは、一週間の間だけでこれだけのラインナップである。
●4月5日 黄浦江の豚大量遺棄で、豚の死体が、養鴨場の餌として再利用!
●4月6日 賞味期限内の牛乳を飲んだら、腐敗し、中身はヨーグルトに!
●4月7日 食用ひまわりの種「洽洽香瓜子」から幼虫。その数なんと30匹!
●4月8日 床に肉を放置する串焼き肉の闇工場。薬品まみれで犬も食べず
●4月9日 三全食品の魚豆腐、賞味期限内でもカビが生えて緑色に変色
●4月9日 闇工場の「豚血」。大量のホルムアルデヒド混入。食べると白血病に
●4月10日 ミネラルウォター「農夫山水」の衛生基準は水道水以下だった!
同記事の中では他にも中国国内で問題化した凄まじい毒食品事件を紹介しているが、昨年9月に摘発された広東省東莞市の月餅の闇工場もそのひとつ。
月餅は中秋節(旧暦8月15日)に贈答品として利用されるが、この工場では、なんと1年前の餡を再利用していたという。腐ってカビだらけになった月餅から餡を抜き、薬品を加えて殺菌・消毒して再び月餅を創りあげていたのだとか。現場には悪臭が立ち込め、調理油の鍋には死んだネズミが浮いていたという。中国では、経済成長とともに贈答品としての月餅の需要が急増しており、ひと儲けしようと、悪徳業者が跋扈していると’12年9月26日付の中国紙「大粤網」が報じている。
なんとも恐ろしい中国「毒」食品。中国はTPPには参加しないとはいえ、TPPで要求される通関24時間体制化などで深刻な人材不足に陥った場合、検疫が手薄になってしまう恐れもあるという。中国産食品の安全が回復するまでは我が身は自分で守る他ないのだろうか……。 <文/週刊SPA!編集部>
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