更新日:2013年06月10日 09:14
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1週間で足が劇的に速くなった「為末メソッド」

苦手だからと諦めていたことも、ちょっとしたコツの習得で劇的に変わることもある!? ライターが封印してきたコンプレックスに1週間、向き合った! 自己改造に使うのも一興かも、よ ◆運動会のヒーローになれなかったが……今さら、足が速くなる!?  学生時代は野球部を2日で退部。20代は週刊SPA!「バカはサイレンで泣く」への投稿を趣味として過ごしたライターTは、言わずもがな、生粋のインドア派。こんなTでも足は速くなるのか。 【Before】50m走8.8秒  取り組むのは世界陸上銅メダリスト為末大さんの『かけっこメソッド』。「走る」という動きは、弾む/はさむ(足の交差)/(地面を)押し切るという3つの動きからなる。28のドリルでそれぞれの正しい動作感覚を身につけるというものだ。  毎日、自宅近くの公園で、ジャンプしたりスキップしたり。どこから見ても明らかに不審者だ。視線に負けないメンタルも同時鍛錬。 ⇒【写真】https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=432649 <実践メニュー> (1)スタートダッシュ (2)前傾ももあげ ・体を斜めに倒した姿勢でのももあげ。加速の筋肉をつける (3)ワンツージャンプ ・走りながら3歩目でジャンプし、体を前に進めるコツをつかむ (4)コサックランニング ・膝を伸ばしたまま走り、体を前に進める感覚を身につける (5)ミニハードルランニング ・障害物を越えることで、足の交差を空中で正確に行えるように (6)スキップ ・地面を押しきり体を前に進め、かつ足の交差のタイミングをつかむ (7)ジャンプ ・まっすぐ上に連続ジャンプ。体を弾ませるバネを鍛える (8)ラダーランニング ・地面のマークを越え、足をすばやく回転させるコツをつかむ  1週間後、陸上競技・元日本代表の菅野優太さんからの直接指導で最終仕上げ。菅野さんによると、私は上半身がのけぞるため、前に進む力が消えてしまっているとか。スタートも思い切った前傾姿勢を取ることで、タイム短縮は十分可能とアドバイスをいただく。  最終結果は7秒9! 0.9秒短縮。我が人生新記録(たぶん)。菅野さんにも「小学4年生に勝てます」と言われる。う、うれしい。「走るという行為の基本動作は変わらない」(菅野さん)とのことで、マラソンにも有効。ただし、持久力をつけるのは別のお話で、私も1.2kmを計測したが、1週間で10秒ほど短縮できたのみ。次は持久力トレーニングか? 【After】50m走7.9秒 マイナス0.9秒! ⇒【写真】https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=432644 【コレを実践!】『為末式かけっこメソッド 子どもの足を速くする! 学校では教えない「正しい走り方」を、イラストカードと為末さんの実演DVDでレクチャー。今回は、為末さんが選んだ大人向けメニューを実践 ― 1週間で人はここまで変われる!【1】 ―
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