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テレワークで腰痛や肩こりが急増。スキマ時間に「動いて治す」方法

家の中で生活する時間が長いほど、運動不足になってしまうのは必然だ。しかしと言うべきか、やはりと言うべきか、テレワークの影響によって腰痛や肩こりが急増していると医師は言う。さらに運動不足は細かな作業、距離感覚、平衡感覚、ろれつなどに関わる小脳の機能を低下させることもある。家の中でもなんとか運動を習慣にできないものか。専門家に聞いた。

寝たきりと腰痛、肩こりの予防は「動くことが大事」

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写真はイメージです

「寝たきり」を防ぐために今から習慣化したいのが「小脳力」を鍛える動きだ。耳鼻咽喉科医の五島史行氏は「小脳にはさまざまな機能があるが、主に細かな作業、距離感覚、平衡感覚、ろれつなどに関わっています」という。  小脳力が枯渇する原因として筆頭に挙げられるのは加齢だが、アルコールや運動不足もかなり関わっている。例えば泥酔すると千鳥足になったり、ろれつが回らなくなったりするが、これも小脳力が一時的に衰えている症状。それは筋力を鍛えても改善できない。 「体幹の筋肉があっても小脳力が衰えているとフラつき、いざというときに踏ん張れなくなります」  五島氏がすすめる「目玉を素早く動かして平衡感覚を養う小脳力トレーニング」を、筋力トレーニングとともに、一日3~4回生活に取り入れよう。

スキマ時間に体幹を鍛える

①背筋を伸ばし真っすぐ立ち、片脚の膝を90度に曲げ太ももが腰と平行になる位置に上げる ②声に出しカウントしながら20秒キープ。反対側の脚も同様の姿勢で上げ、同じ動作を行う ③右足を前に出し、かかとに左足のつま先をつけた状態でカウントしつつ20秒姿勢をキープ ④次に左足を前に出し、かかとに右足のつま先をつけた状態で、同じように20秒キープ
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②「1、2、3」と声に出してカウントするのが効果的

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脚を前に上げるのが辛い場合は、足を床から少し上げるだけでもよい。無理をしないのが習慣化の肝だ

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フラつくときは壁や椅子につかまりながら行う。慣れたら少しずつ支えをなくす

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前の足と後ろの足の親指が平行になるようピッタリつける。慣れてきたら目をつぶって行う

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座りながら小脳力を鍛える
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