3Dテレビに対する不満の原因は、メガネの仕組みにアリ

3Dテレビのメガネに対する不満は、現在多くのメーカーが採用する3Dの視聴方式に起因する。

「現行の3Dテレビの多くは、左目用と右目用の映像を交互に表示する、フレームシーケンシャルという方式を採用しています。この方式で立体視するには、左右交互に映像を見せるアクティブシャッター方式のメガネが必要です。これだと、明るくてキメの細かい映像が立体視しやすいんですが、メガネ側にも電気的な仕掛けが必要になるので製造コストが上がりますし、メガネ自体も重くなってしまいます」(古田氏)

アクティブシャッター方式

既存の3Dテレビのほとんどが「アクティブシャッター方式」を採用している。テレビと専用メガネとの間で通信を行い、右目用の映像と左目用の映像を高速で交互に表示することで「視差」による3Dを実現する


もう一つの不満は、このメガネが視聴中のユーザーの姿勢を制限してしまうということ。

「画面の正面から見ないと立体的に見えない」「顔を傾けるだけでも3Dに見えづらい」などといった不満が挙がっている。

 たしかに自由な姿勢で見られないというのは、リラックスできないし、テレビの楽しさを半減させてしまう。さらに、斜めからだと立体的に見えないとなると、多人数で3Dを楽しむことができないということになる。

 なかなか解決しがたいメガネ問題だか、次世代の3Dテレビでは、これらの問題が解消されていくのだという。

取材・文/安達修哉(フォッケウルフ) イラスト/花小金井正幸 実態調査/Gfk Custom Research Japan KK
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