更新日:2015年09月01日 17:08
デジタル

現在手に入る最高のマシンが欲しい!究極のモバイル「VAIO Z」の実力

ソニー VAIO Z VPCZ21AJ(VAIOオーナーメードモデル) 直販価格 14万4800円~

13.1型ワイドの液晶を搭載したVAIO最上位のモバイルノート。光学ドライブとグラフィックチップ、USB3.0端子などをまとめた拡張ドック「Power Media Dock」を外付け化して、本体の軽量さとスタミナを追求しているのが特徴。カスタムモデルでは拡張ドックを省いたり、液晶をフルHDパネルに変更したりできる。標準構成のサイズはW330×D210×H16.65mm、重量は約1.15㎏となる VAIO Z◆直販なら拡張ドックなしも選べる最強モバイル「VAIO Z」の実力は!? 据え置きマシン並みの大画面と処理性能、拡張性を備えながらも、軽くて薄くて長時間使える――。そんな究極のモバイルノート像を、現実のものとしたのが、この新型「VAIO Z」だ。高度な描画性能を担うグラフィックチップと光学ドライブを一緒に外付け化することで、モバイル時の携帯性を確保するという思い切ったコンセプトが特徴。据え置き並みの高機能と高性能を基本としながらも、屋外では脱皮したように軽さや薄さ重視の構成で、サクサク使えるというわけだ。 ただし、今回イチオシしたいのは、拡張ドックが構成から外せるVAIOオーナーメードモデルのほう。もともとカスタム幅が広いサービスだが、Zの機能性が分離したことで、より自分好みの構成が割安価格で目指せるようになっているのだ。例えば、拡張ドック付きの量販店標準モデルは約25万円となるが、カスタムモデルの場合、液晶パネルの解像度をフルHDにして、CPUを最上位のコアi7に変更しても、拡張ドックなしなら20万円を切る構成も選べてしまう。  メインマシンが別にあるのなら、拡張ドックなしで、素早く動くサブマシンとして注文すればいいし、一台でメインもサブも兼ねたいなら、スペックのバランスをとった拡張ドック付きモデルを20万円程度で揃えるといった方法もある。 多機能なZをカスタム化することで、対応できる幅が圧倒的に広くなるのだ。そして極限を追求すると、超高速で一日中使えるモバイルノートや、ワードやエクセルも使えてブルーレイビデオやオンラインゲームにも熱中できる強力マシンも作れてしまう。仮に最高級の構成にしたとしても、30万円強で済むのも魅力だ。 購入しないまでも、直販サイトで構成と価格をシミュレートしてみるだけでも、おもしろいだろう。自分好みの構成がわかるはずだ。 ※標準カラーはブラックとブルー、レッドの3種類。Power Media Dockも同色で統一される。そのほか、プレミアムカラーにカーボンブラックも用意 古田雄介

■サブカルライター・古田雄介の物欲刺激度 3/3

屋外でも高速で原稿を書くべく、モバイルノートだけは高級志向を徹底

■ 編集担当Kの物欲刺激度 2/3

低価格化が進むパソコン市場では、最高クラスの値段(スペックも最高クラス)。価格は度外視し、とにかく現在手に入る最高のマシンが欲しいと思う人にはオススメ。これはクルマでいうところの大衆車ではなく、フェラーリのような超高級スポーツカーなのだと思えば、この価格にも納得できるはずだ
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