更新日:2015年08月25日 17:58
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SKE48ナゴヤドーム回顧録【躍動編・画像集】

2月1・2日、ナゴヤドームにて開催された『SKE党決起集会。「箱で推せ!」』@ナゴヤドーム。大きな会場でのコンサートともなると、パフォーマンスもいつもと違った演出や構成が楽しめるもの。チーム曲やユニット曲、ゲストコラボの中身を余すとこなく伝える。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=584425 ◆シングルソングでその歴史を振り返る!

「賛成カワイイ!」で全力パフォーマンスをする高柳明音

 本コンサートで2日間共通だったのが、シングルメドレー部分だ。前半戦にはシングル曲のMV映像を発売順とは逆にスクリーンに映し出す。映像後にメンバーが登場し、1stシングル「強き者よ」から「青空片想い」「ごめんね、SUMMER」「1!2!3!4! ヨロシク!」を一気に披露し、SKE48のこれまでの歴史を表現した。その後、シングル曲の「片想いFinally」(2日目)、「キスだって左利き」(1日目)やカップリング曲を混ぜたセットリストを展開。旧KIIメンバーで歌った「愛の数」(2日目)も感動的だったが、「寡黙な月」(1日目)など卒業生を思い起こさせる普段なかなか聞けない楽曲も見応えがあった。  後半戦では「美しい稲妻」「アイシテラブル!」「バンザイVenus」「オキドキ」「ピノキオ軍」「パレオはエメラルド」というライトなファンでも楽しめるシングルメドレーで会場のボルテージを上げた(厳密にはピノキオ軍は公演曲であり、カップリング曲としてCDにも収録されている)。 ◆目に焼き付けろ! チーム・グループ全体パフォーマンスに注目!

センター通路ステージをレーンに見たてて、リアルボウリングに挑戦

 大組閣を控える今、チーム・グループでのパフォーマンスも見逃せない要素だった。コンサート全体の構成としてはチーム曲は少なかったが、チームSが「ジェラシーのアリバイ」「マンゴーNo.2」「奇跡は間に合わない」を、チームKIIが「JESUS」「ボウリング願望」「嵐の夜には」を、チームEは「海を渡れ!」「必殺テレポート」「アイドルなんて呼ばないで」を披露した。なかでもチームKIIの「ボウリング願望」では研究生がボウリングピン役として登場し、いつもと違った大掛かりな仕掛けで会場を楽しませた。また、チームEの「必殺テレポート」では松井玲奈が瞬間移動するマジックも行われた。  全体曲では、「仲間の歌」「手をつなぎながら」というSKE48の王道ソングとともに「握手の愛」が印象深かった。メンバーがアリーナのファンのところへ赴き、握手・タッチと思い思いに感謝の言葉を伝えあう。ファンとの握手に感極まった松井珠理奈は「思わず涙が出た」と語っていた。 ◆コンサートの醍醐味! ユニットパフォーマンス

「校庭の仔犬」の一輪車パフォーマンス。写真は落車してしまった木﨑ゆりあ

 コンサートの楽しみの一つに公演・シングルなどのユニットをメンバーシャッフルしたり、大舞台バージョンへ変更したパフォーマンスなどもある。今コンサートでは木﨑ゆりあの「それでも好きだよ」ソロ歌唱、「枯葉のステーション」でのドレス隊を務めた研究生、「ウィンブルドンへ連れて行って」のテニスラケットでのパフォーマンスなどなど……、あげるとキリがないほどの演出が試みられた。  なかでも評判が良かったのが、「校庭の仔犬」での一輪車パフォーマンス。制服で一輪車を漕ぐメンバーの姿に多くのファンが心を打たれたとか。また、他の48グループの楽曲にもトライ。年長選抜メンバーが行った乃木坂46の「おいでシャンプー」では年齢順に並んでのラインパフォーマンスもあった。 ◆晴れ舞台にゲストも多数出演でMCを盛り上げる

ドアラは「バンザイVeuns」のワンフレーズを踊ってみせた

 今回は様々なゲストが出演したのも特徴的だった。1日目は開会宣言に登場した坂東英二にはじまり、世界的なダンスパフォーマー・蛯名健一、須藤元気が結成したパフォーマンスユニット・WORLD ORDERも参加。また、かつてSKE48を兼任していた北原里英やドラフト生なども登場し、ステージを盛り上げた。  2日目はスガキヤラーメンのCMソングを歌う宮地佑紀生、さらには名古屋公式マスコットキャラクター・エビザべスやドアラ、元中日の山﨑武司・井上一樹なども登場。なかでもドアラ登場時には会場は大盛り上がり。SKE48の踊りを披露するなど、コミカルな動きで笑いを誘った。  SKE48らしい汗をかく全力パフォーマンスから個性が光る演出まで様々な仕掛けで楽しませてくれたナゴヤドームコンサート。しかし、ここに満足することなくさらなる高みを目指して突き進んでいってほしい。 ⇒SKE48ナゴヤドーム回顧録【感動編】に続く https://nikkan-spa.jp/583068 <取材・文・撮影/ヤスオ 機材協力/TAMRON(SP 150-600mm F/5-6.3 Di VC USD)>
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