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W杯日本代表・酒井高徳「ドイツリーグのことはほとんど知らなかった」

酒井高徳 5月12日、サッカー・ブラジルW杯に臨むメンバー発表会見の場で、日本代表のザッケローニ監督がDFの最後の1人として、名前を挙げたのが酒井高徳だった。読み上げたリストには、ポジションごとに年長者から順に並んでおり、文字通り酒井は最年少での代表入りとなった。

 ユース世代から日本代表に名を連ね、早々に海外移籍を勝ち取ったそのキャリアは、一見順調そのものに見える。しかし、ハーフという複雑な生い立ちは、時に悩みの種にもなったという。

 W杯開幕が目前のいま、酒井は何を思うのか。母の祖国であり、飛躍の地となったドイツで直撃した。

――アルビレックス新潟からシュツットガルドに移籍し3季目が終わりましたが、生活に慣れましたか?

酒井:休暇で日本へ行き、ドイツに戻ってくると「やっと家に帰ってきたな」という気持ちになるので、それぐらい慣れたってことですかね。ドイツ語はまだ難しい部分もありますが、普通に生活するには問題ないくらいになりました。

――今季はチームが残留争いに巻き込まれるなど、苦しいシーズンでもありました。

酒井:2回も監督が代わったり、チームの状況が悪く、流れを変える意味で自分がベンチに下がった時期もありました。ただ、最終的にはどの監督の下でもポジションを獲得することができましたし、終わってみればチームも残留できました。苦しんだぶん成長できたと思っています。

――お母さんの祖国でもあるドイツでのプレーは、やはり特別な思いがありますか?

酒井:というか、正直こっちに来るまでドイツリーグのことなんてほとんど知らなかったんですよ(笑)。移籍が決まったときも、「ああ、岡崎(慎司)さんがいるチームか」ぐらいで。でも、来てみたらプレースタイルは自分に合ってるし、偶然ではなく必然だったような気がします。運命といったら言いすぎですが、きっと縁があったんじゃないですかね。

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<取材・文/栗原正夫 撮影/岸本 勤(PICSPORT)>

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