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ブレイク条件は破天荒?「TIF2014」フレッシュアイドル集

―[TIF2014]―
虹のコンキスタドール

虹のコンキスタドール

 夏の風物詩になりつつあるアイドルの祭典「東京アイドルフェスティバル2014」(以下、TIF)が、8月2日、3日の2日間開催された。全8ステージに登場したアイドルは計138組。HKT48やでんぱ組.incといった人気アイドルグループをはじめ、全国から大小さまざまなアイドルが集結していた。なかには、TIFで初お披露目となったグループや、TIFへ初出場を果たしたフレッシュなアイドルたちもおり、DD(誰でも大好き)なアイドルファンならずとも、青田買い感覚でお目当て以外のアイドルステージを楽しんでいた。  屋外の「SMILE GARDEN」では、「Newcomer Idol Showcase Live」として、多くのフレッシュアイドルが立て続けに登場。本記事では、両日開催されたこのステージに出演したアイドルグループを中心に、ネクストブレイクの予感たっぷりの注目アイドルを紹介する。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/690641/tif14b_02  2日目に初お披露目で登場したのは、イラスト投稿SNS「pixiv」発のアイドルグループ「虹のコンキスタドール」。「アイドルになることだけが、夢じゃない!」と謳ったオーディションを合格したメンバーは、イラストレーター、声優、コスプレイヤーをそれぞれ目指しているといった少し異色のグループだ。前山田健一氏(ヒャダイン)ほか豪華スタッフが集結しているグループということで注目度も高く、グループ名がMCに紹介されると会場からは期待の歓声があがった。  1人ずつの自己紹介では、陶山恵実里さんが突如号泣、AKB総選挙の横山由依状態となってしまうというハプニングも。メンバーにフォローされて自己紹介を再開しても、「げほっ」とむせてしまったが、会場の笑いを誘い、本人もだいぶリラックスしていった。その後、グループ結成から1か月に満たない期間でのレッスンの成果を存分に発揮し、デビュー曲を無事に披露した。ウェブサービスを運営する企業がなぜアイドル? という疑問は、ぜひ直前インタビューをご覧いただきたい(https://nikkan-spa.jp/689370)。  異色といえば、昨日のステージ・物販エリアで来場者と運営スタッフを驚かせた大森靖子の“自称弟子”「ぱいぱいでか美」にも注目だ。彼女は今回TIFに出演していないが、物販エリアで大森靖子とともにCDの販売を行っていた。元バンドメンバーに付けられたというその名前に恥じない胸元や、ミニプールを持ち込んでの撮影会など、周囲とは違う雰囲気を醸し出していた。奇抜なパフォーマンスだけでなく、実力も大森靖子の折り紙付き。今年5月には大森靖子プロデュースでシングル『PAINPU』を発表、その後タワーレコード新宿店の「NO MUSIC, NO IDOL?」企画に登場するなどして注目を集めているのだ。  ほかにも、バラエティ番組『ゴッドタン』に登場して人気急上昇の小池美由、“罵っていいアイドル”を謳うスルースキルズ、ランドセルとサングラスがトレードマークのMariaなど、破天荒アイドルは盛りだくさん。見た目にインパクトがあるので、彼女たちを知らなかった来場者も興味を持ち、前方で盛り上がっている姿が見られた。1日目の夜に衝撃のステージングをしたプラニメやBERLIN少女ハート(https://nikkan-spa.jp/690501)などは、その最たる例だろう。  破天荒なアイドルは話題になりやすいが、個性的なパフォーマンスで注目を集めたフレッシュアイドルたちもいた。ハンドガンを片手に演劇と歌・ダンスを披露したアリスインアリス、アップフロント発のキーボード&ボーカルとボーカルの2人組ユニットBitter & Sweet、 けん玉パフォーマンスをしたおはガールふわわなどだ。  また、フレッシュアイドルを見つける場所はステージだけではないのがTIFの面白さだ。ステージ外でのビラ配りや、かき氷を食べながら歩いているアイドルから、お気に入りのアイドルを見つけるという人も多い。記者が気になったのは、Fine Colorのメガネっ娘・荘司里穂さんだ。ステージでの自己紹介では、ややスベりがちなギャグを披露したあと、「つるっとスベる黒メガネ」とキャッチコピーを披露していた。
荘司里穂

荘司里穂(Fine Color)

 その後、汗でずれ落ちるメガネをかけ直しながら、必死にビラ配りする荘司さんを発見。話を聞いてみると、荘司さんの視力は0.05。プライベートでもメガネやコンタクトレンズを使っているが、マネージャーに「メガネ似合うからステージでもメガネでいいじゃん」と言われたことでアイドル活動時もメガネ姿となったそうだ。荘司さん自身も、「メガネだと覚えてもらいやすいですし、メガネを持つ感じでポージングも助かってます」と、気に入っているという。  これだけ多くのアイドルのステージを見られ、物販エリアやステージ外でもちょっとした交流が楽しめるイベントというのは貴重な存在だろう。今年のTIFをキッカケにブレイクするアイドルはいるのだろうか? 日刊SPA!では、この後もTIF出演アイドルのリポートをアップしていくのでぜひチェックしてもらいたい。 <取材・文・撮影/林健太 撮影/西田周平>
―[TIF2014]―
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