更新日:2011年07月20日 13:58
デジタル

PCの壁紙 黒と白では電気代が違う!?

パソコンの壁紙、黒と白では電気代はどう違う? 家電量販店で売れているという「電力計」で計ってみた。  3・11後、家電量販店では「LED電球」「節電コンセント」「冷蔵庫用保冷カーテン」の《節電三種の神器》が飛ぶように売れている。これに次ぐ売れ筋として、店頭で紹介されていたのが「電力計」。電気機器に繋ぐと、消費電力量や電気代が一発でわかるというシロモノである。もの珍しさに購入してみたものの、いちいち計るのも面倒くさくて放置してあったのだが、せっかくなのでこの機会に使用してみることに。  やはり一番気になるのは、毎日つけっぱなしにしているパソコンの電気代。パソコンの節電テクについては、ずいぶん昔に聞いた「壁紙は真っ黒にしておいたほうがいい」という説が頭に刷り込まれていた私だが、ソニーや東芝では、逆に真っ白な壁紙を〈省エネ壁紙〉として提供しているらしい。というわけで、真っ黒バージョンと真っ白バージョンを計り比べてみた。ちなみに、マイマシンはノートPC「ソニーVAIO S(CPUはintel Core i5-540M)」である。  マシンを電力計に繋ぐと、通電時間を算出し、1時間あたりに換算して電力量と電気代(1KWh=22円で計算)を表示してくれる。10分放置してから数値をチェックしたところ……。

真っ黒バージョン 0.8円/時間

真っ白バージョン 0.6円/時間

 というわけで、確かに真っ白バージョンのほうが「省エネ」らしい。多くの液晶ディスプレイでは、暗い色を表示するのに液晶に電圧をかけて光を遮断するため、その分電気を食ってしまうのだとか(逆に、CRTモニターだと真っ黒バージョンのほうが省エネになる)。「0.2円/時間」という、かなりビミョーな差異ではあったが、チリも積もれば山?(←年間1,728円)ですから! (つづく) ⇒ついでに、ほかのモノも計ってみた。
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