モテないと嘆く童貞たちへ、解決策を提案する【プロギャンブラーのぶき】
15年間、世界中のカジノを放浪して勝ち続けてきたプロギャンブラーのぶき。「『人生』とは自分軸で生きること、『賭け方』とはこの1時間をどう使うかの戦略だ」と言い切る。世間体から解き放たれ、「スマイル基準」で人生を勝ちへ導く男が語る生き様論。
〈第31回 モテないと嘆く童貞はアメリカの肥満カップルを見習うべき!〉
「未婚=モテない」と仮定するなら、モテないとたった一度のエッチすらハードルが高いようだ。それは、国立社会保障・人口問題研究所による「独身者の30~34歳に限って、男性の25.6%、女性の31.3%は性経験がない」という調査結果からも明らかだ。
なんか悔しい。僕は中学・高校時代での唯一の夢が、死ぬまでに1回はエッチすること。童貞や処女で人生を終える可能性が、生まれもった外見でも左右されている。
モテなくとも、エッチや結婚などの幸せを享受する資格は、イケメンや美女とまったく同じだけあるんだ! 外見よけりゃ幸せになりやすいのか? 生まれながらに幸せになれる可能性にズレがあるなら、許すな! 絶対に許すな!!!
この解決方法を世界6周した視野から、日本へシェアさせてください。
僕はアメリカに計8年間住んでいた。アメリカに住んだ人はわかるけど、ビックリするくらい肥満大国。日本では肥満でも、アメリカへ留学したら肥満の部類に入らなかったというのはよく聞く話だ。では、アメリカの肥満の人はどうしているのかといえば・・・・・・肥満の異性と付き合っている。もともと、日本の視点だと、付き合えないであろう外見に属する部類の人。でも、例えば体重100キロ同士の男女がカップルになる事で、幸せを育んでいる。そして、街中でキスとかしている。そう、モテない部類でも、街中でラブラブしていいのだ。それが人としての権利なのだから。見事に体重でマッチングしているカップルが、そこかしこで見受けられる。このシステム(!?)を日本に導入して常識にし、すべての日本人がもっと恋し、もっとエッチできる環境にすべきだ!
モテていない。ちなみに僕も彼女いない歴19年。残念ながら・・・
【負けには必ず敗因が存在する】by 人生の賭け方
相手を選ぶ基準として、自分の外見以上を視野に入れ過ぎている可能性が高い。まったく批判する気などなく、いい相手と付き合いたいのは当然のこと。ただ、ほんとに恋人を作りたいなら、話は変わる。自分の外見へ努力もせず、相手の外見にこだわれば、本来なら付き合えた相手とも付き合えなくなる。仮に人類すべてに順位があったとして、自分より上の順位と付き合いたいなら、誰一人としてお付き合いはできない。同様のケースがモテない人に生じている。
例えばモテない人がモテるアイドルを望んでも、付き合える可能性は残念ながらほぼない。モテる人がモテない人を選ぶには、大きな理由が必要となる。そんな理由を作れる人はほぼいないから、お付き合いできていないのだ。それでも前述した調査によれば、9割弱が結婚したい。つまり、ゆくゆくは付き合いたいと思っている。
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1971年東京都生まれ。15年間カジノで勝ち続けたお金だけで、世界6周。東日本大震災時、ボランティアのため一時帰国。すると、メディア・講演依頼など各方面から引っ張りだこに。検索「プロギャンブラー」にて独占状態。著書に『勝率9割の選択』(総合法令出版)、『ギャンブルだけで世界6周』(幻冬舎)
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