更新日:2022年08月08日 03:24
ライフ

今すぐタンスから引っ張りだして「復活すべき」おしゃれアイテム BEST3

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第99回目をよろしくお願いします。
メンズファッションバイヤーのMB氏

メンズファッションバイヤーのMB氏。「『オシャレに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 2016年秋冬のファッショントレンドをご存じでしょうか。実は今年の秋冬は「過去のリバイバル」のトレンドが多く、タンスの中に眠っているあのアイテムを起こすチャンスなのです。代表的な「復活すべきトレンドアイテム」のベスト3を紹介していきましょう。 ▼復活すべき第3位 「昔買った型崩れ気味のレザージャケット」  長らく続いたファッショントレンド「ノームコア」がひと段落。アメリカからスタートした「究極の普通」とも訳されるノームコアは、デニムや無地Tシャツなど「普段着」をおしゃれな街着用に組み合わせるトレンドのこと。シンプルで気取らない普通のスタイルをいかに格好よく見せるかというものでした。ここ数年、街には「シンプルなTシャツ」「なんてことない普通のスニーカー」「気取らないスウェット」などをよく見かけましたがそれらはすべてノームコアから派生してきた流行です。  この、普通の服装である「ノームコア」の反動が到来し、今年の秋冬から普通ではない素材・普通ではないデザインが脚光をあびるように。その一つが「レザージャケット」です。レザーは「普通」ではない素材の最たるもの。ハードで硬派なイメージは男性性を過剰に主張する力強いデザイン服です。今また再びこのレザージャケットが「トレンドアイテム」として復権を果たしているのです。今こそタンスにしまったままのレザージャケットを引っ張り出すチャンスです。 ●ZARA ビッグシルエットライダースジャケット 1万3990円 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1229509 mb9901 持っていない人も大丈夫。今はレザーも価格破壊が進み格安のものも少なくありません。国産のレザージャケットは昔こそ10万超えも少なくありませんでしたが、今は3万円台で購入可能。上のZARAなどのファストファッションでもレザージャケットを展開中。フェイクレザーではありますが、形もデザインも決して悪くありません。着こなしは昔ながらにボロボロのデニムを合わせるのではなく、あくまでキレイに細みのスラックスで大人っぽく合わせるのがトレンドです。
次のページ right-delta
復活すべき第2位!
1
2
3
ファッションバイヤー。最新刊『MBの偏愛ブランド図鑑』のほか、『最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>』『最速でおしゃれに見せる方法』『幸服論――人生は服で簡単に変えられる』など関連書籍が累計200万部を突破。ブログ「Knower Mag現役メンズバイヤーが伝えるオシャレになる方法」、ユーチューブ「MBチャンネル」も話題に。年間の被服費は1000万円超! (Twitterアカウント:@MBKnowerMag

MBの偏愛ブランド図鑑

今着るべきブランド60の歴史や特色を、自身が愛用する品とともに徹底紹介


最速でおしゃれに見せる方法 <実践編>

ユニクロやGUでもおしゃれな人は何が違うのか?

試し読みはこちら
幸服論――人生は服で簡単に変えられる

自信は服で簡単につくることができる!



最速でおしゃれに見せる方法 【電子限定特典付き】

誰も言葉にできなかった「男のおしゃれ」の決定版。電子版特典として、MBのコーディネート・80スタイルを追加収録!


記事一覧へ
最速でおしゃれに見せる方法

誰も言葉にできなかった「男のおしゃれ」の決定版

おすすめ記事