「1.4東京ドームは横綱相撲で勝たなければいけない」エース棚橋弘至の胸中――小橋建太の青春おすそわけ#17<棚橋弘至vol.4>
新日本プロレス・棚橋弘至――。紛れもなく、現在の日本のプロレス界のエースである。総合格闘技ブームで人気が落ち込んだプロレスを、彼が盛り上げた。ブーイングを受けながらも自身のスタイルを貫き、時代を変えた。そんな棚橋がプロレスに魅了されるきっかけとなったのが、小橋健太だった。新日本プロレスと全日本プロレス。団体の枠を超えて、棚橋が受け継いだ“小橋イズム”とはなにか?
――2017年はどんな一年でしたか?
棚橋弘至(以下、棚橋):僕は数え年で本厄だったんですよ。そのせいか、ケガがきつかったですね。去年、左腕の筋を切って、今年は右腕を切って。その間、練習を休まないといけなかったので、調整不足のままシリーズに復帰したり。なんとかベテランのインサイドワークで頑張ったんですけど。やっぱりどこかでしっかり肉体改造をして、いいコンディションを作って、もう1個ベルトを巻きたいですね。でも今年はインターコンチも獲ったし、浮き沈みがある中で少しずつ上がってきたので、いい年でした。
小橋:厄年は関係ないんだよ。人間、生まれてから40年経てば、悪いところも出てくる。そういう意味だと思うんだよね。
棚橋:昔の平均寿命50って言われるところの40、ですもんね。いまは100歳の時代ですからね。
小橋:若さっていう点で言えば、10歳以上違うからね。俺なんか、昔だったらおじいちゃんだよ(笑)。でもいまは、60になっても70になっても、みんな元気だからね。
棚橋:厄年に入る前に、小橋さんに会いたかったです。1年前に対談したかった。けど、あとは上がっていくだけです。プロレスもテレビで取り上げてもらったりとか、ジャンル全体が上がってきているので、この勢いでどんどん広げていきたいなと思ってます。
――プロレスがいまこれだけ広まっているのは、棚橋選手のおかげだと思いますよ。
棚橋:いえいえ。そうだ小橋さん、来年、主演映画が公開になるんです。
小橋:そうそう、聞いたよ。それで髪、切ったの?
棚橋:はい。G1クライマックスが終わって、次の日に髪を切って、クランクインしました。
小橋:全然、厄年じゃないじゃん。飛躍の年だよ。
棚橋:そうですね。厄年に飛躍しちゃったから、僕はもう上がっていくしかないですね(笑)。
小橋:棚橋に厄年はなし。
棚橋:いいですね、韻を踏んでる(笑)。
小橋:どんな映画なの?
棚橋:『パパはわるものチャンピオン』っていうタイトルです。絵本が原作なんですけど、小学生の子供がパパの仕事を知らなかった。でもヒールレスラーだって分かって、なんでパパは覆面を被って悪いことをしているの? っていう、親子の物語です。段々、子どもがパパの仕事を理解していく。心温まる映画です。
小橋:カッコいい覆面?
棚橋:いや、ゴキブリマスクっていうヒールです。
小橋:それはまたすごい名前だね(笑)。いつ公開なの?
棚橋:2018年です。3週間くらいで撮り終えたんですけど、朝3時、4時に起きて、夜10時くらいまで撮影というスケジュールでした。
小橋:プロレスもやりながら、大変だったね。相手役は?
棚橋:奥さん役が、木村佳乃さん。子ども役が寺田心くん。他にもすごい俳優陣に囲まれて。主演は初めてだったので、右も左も分からないままでした。
――演技はいかがでしたか?
棚橋:2~3か月前からずっと演技レッスンがあって。監督さんのOKが出たので、なんとか大丈夫だったと思います……!
小橋:観に行くよ。楽しみだね。棚橋君の演技を見てみたい。
棚橋:ハードル上げないでください(笑)。ぜひお子さんを連れて、見に来てください。
小橋:うちの子は来年3歳だから、まだ見ても分からないよ。俺の試合のビデオとか見て、反応はするんだけど。入場シーンで、「こばし! こばし!」って手を叩いたりとか。
棚橋:かわいいなあ!
小橋:棚橋君のところはどうなの?
棚橋:G1とか東京ドームとか、大きい大会はたまに観に来ます。上が中学2年生の女の子で、下が小学6年生の男の子。お姉ちゃんのほうがプロレス好きみたいですね。息子に「プロレスラーになるか?」って聞いたら、「痛そうだからイヤだな」って言われました(笑)。
小橋:ぜひ棚橋ジュニアを見たいよね。
棚橋:「逸材です」って言って、出てくるかもしれないですね(笑)。
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尾崎ムギ子/ライター、編集者。リクルート、編集プロダクションを経て、フリー。2015年1月、“飯伏幸太vsヨシヒコ戦”の動画をきっかけにプロレスにのめり込む。初代タイガーマスクこと佐山サトルを応援する「佐山女子会(@sayama_joshi)」発起人。Twitter:@ozaki_mugiko
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■「WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム」
http://www.wrestlekingdom.jp/
【開催日】2018年1月4日(木)
【開場時間】15時30分
【開始時間】17時00分
【会場】東京・東京ドーム
■高山善廣選手応援「TAKAYAMANIA」の募金は小橋建太・FortuneKKでも受け付けております。
500円から募金を受け付けております。皆様からお寄せいただいたお気持ちは小橋建太が責任を持って全額高山選手にお渡しいたします。
https://tsuku2.jp/ec/viewDetail.php?itemCd=06950341210790
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