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小橋の興行に棚橋がマスクマンで登場!?――小橋建太の青春おすそわけ#15<棚橋弘至vol.2>

 新日本プロレス・棚橋弘至――。紛れもなく、現在の日本のプロレス界のエースである。総合格闘技ブームで人気が落ち込んだプロレスを、彼が盛り上げた。ブーイングを受けながらも自身のスタイルを貫き、時代を変えた。そんな棚橋がプロレスに魅了されるきっかけとなったのが、小橋健太だった。新日本プロレスと全日本プロレス。団体の枠を超えて、棚橋が受け継いだ“小橋イズム”とはなにか?

――私、3年前にプロレス女子の記事(「いい男に抱かれたい」願望が全開に!? “プロレス女子”急増のワケ)を書いて、Twitterで炎上したんですよ。そのとき、棚橋選手がブログでフォローしてくれたんです。

棚橋弘至(以下、棚橋):君か(笑)! 僕が消火したんですよ。

小橋建太(以下、小橋):棚橋君が?

棚橋:プロレス女子っていう言葉が出始めたとき、昔から応援してくれている女性たちが拒否反応を示したんですね。プロレス女子という枠に括られたくない、ミーハーじゃなくてしっかり応援してるんだって。でもあの記事は、プロレスに関心がない層に向けて書かれているわけだから、プロレスファンの女性は気にしなくていいよ、というエクスキューズを発信したんです。

小橋:そういうところが、棚橋君はすごいと思う。

棚橋:いえいえ、なにかとそういう役割が回ってきてしまって(笑)。きっと記事を書いた人もプロレスが好きで、悪意があって書いていることではないので、いい方向に解決できないかなと思ったんです。

小橋:プロレスだけじゃなくてどこの世界もそうだけど、だれかを下げて自分が上がろうっていうのがあるじゃない? けど棚橋君は、両方とも上がっていけばいいっていうイメージなんだよね。

棚橋:プロレス界は、自分が一番になりたい人間の集まりです。あいつに負けてたまるかっていう感情がないとダメなんですけど、特殊なのは、負けたほうにも光が当たるんですよね。小橋さんは“善戦マン”って言われてたときにこそ、ファンのフラストレーションがボンと突き抜けてスターになりましたよね。僕も、負けたほうにもなにか残るような試合をしたいなと思ってます。

――棚橋選手にとって、プロレスの魅力とは?


棚橋:僕の原風景は、やられてもやられても立ち上がる小橋さんの姿です。苦しい、痛い。でもそこから立ち上がっていく姿は、胸に刺さりますよね。「いいときばっかりじゃないけど、悪いときばっかりでもないぜ」っていうメッセージを、プロレスは発信できると思います。

小橋:プロレスだけじゃないよね。何事も悪いことばっかりじゃなくて、いいこともある。なかなかいいことが見えずに自棄になってしまうこともあるけど、頑張っていれば必ずいいことがある。諦めないで頑張ってほしいと思う。

棚橋:いいことが見えないとき、立ち上がるためのエネルギーが欲しいわけですよ。それが僕の場合、プロレスでした。小橋さんの闘う姿だったり。今日もお会いしてエネルギーをもらってます。プロレスって、夢中で応援するだけでもきっと気分転換になるし、なにかヒントが見つかるかもしれない。それが、プロレスが長く続いている証拠なんじゃないかなと。……またいいこと言っちゃいましたね。小橋さんが言ったことを、僕の手柄にするっていう(笑)。

小橋:全然いいよ。いいこと言ってるよ。

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Fortune Dreamって知ってる?

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■「WRESTLE KINGDOM 12 in 東京ドーム」
http://www.wrestlekingdom.jp/
【開催日】2018年1月4日(木)
【開場時間】15時30分
【開始時間】17時00分
【会場】東京・東京ドーム

■高山善廣選手応援「TAKAYAMANIA」の募金は小橋建太・FortuneKKでも受け付けております。
500円から募金を受け付けております。皆様からお寄せいただいたお気持ちは小橋建太が責任を持って全額高山選手にお渡しいたします。
https://tsuku2.jp/ec/viewDetail.php?itemCd=06950341210790




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