更新日:2022年11月25日 23:12
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くまもんもWANIMAの紅白初出場に駆けつけた! 三浦大知、竹原ピストル個性派揃いの白組初登場3組に注目!!

 いよいよ今夜に迫った「第68回紅白歌合戦」。29日からリハーサルが行われているが、ここでは白組の初出場者の中から個性派揃いの3組の様子を紹介する。  白組の4番手で登場するのが竹原ピストルだ。CMソングとしてお馴染みとなった「よー、そこの若いの」を披露する。 「曲に込めているメッセージなどはもちろんありますが、それが伝わるかどうかはひとまず置いておいて、僕がお客様の前で演奏するのがどれだけ好きかというのが伝われば。“歌が好きだ”というのが伝わればそれでいいんじゃないかと思っています」  衣装はいつもの竹原らしいTシャツ姿で、バックバンドなども入らず、ギター弾き語りスタイルでの演奏となる。紅白歌合戦での演奏としては非常にシンプルだが、これこそが竹原の個性が最大限生きるスタイルだ。無骨そうでありながらもその中に優しさが滲み出た竹原の歌声と、YAMAHAのアコギ(FG-280)のよく枯れた音色が溶け合い、唯一無二の世界観が創られる。 「自分はずっと弾き語りでやってきたので、今回もそれでやらせていただくことになりました。歌とギターが寄り添い合うというか、2つで1つだと思ってずっとやってきたので。衣装についても、せっかくの舞台なのでスーツとかを着ても良かったのかもしれないですけど、やはり演奏をしにくる以上は演奏しやすい格好でやろうと。僕の歌を初めて聴いてくださる方も大勢いると思うので、精一杯、一生懸命歌いたいと思います」と思いを語っていた。 白組9番手で登場するのは三浦大知。リハ終了後、記者団の前に現れた三浦は晴れやかな表情で取材に応じ、2017年を振り返った。 「お陰様でとても充実した1年になりました。漢字1字で表すと“繋”ですかね。仕事でもプライベートでも、いろんな方々と新たな繋がりがたくさんできました。2018年も引き続き良い年にしていけたらと思います」 抜群の歌唱力とダンスが世界的にも高く評価されている三浦。紅白のアクトでは歌い出しに特に注目だ。ダンスを踊りながらのアカペラの歌唱でスタートするのだが、激しい動きの中でも圧倒的な声量、ブレの無い歌声は圧巻。そのクオリティの高さはにわかには生歌だと信じがたいレベルだ。アカペラ部分が終わると、バックダンサーとの無音シンクロダンスに入る。初日の音合わせではダンサーたちと意見交換を交えながらそれぞれの立ち位置などを入念に確認し、磨きをかけていた。 「三浦大知という1人の名前でやってはいますけど、僕たちはいつもチームでやっているので。少し立ち位置が違っても見え方が変わってしまったりするので、カメラアングルを見ながらその辺りを確認・修正しました。シンクロダンスはこれまでみんなで積み上げてきたことの1つなので、全員で気持ちをシンクロさせて思い切り踊りたいと思います」 三浦に続き白組10番手で登場するのが、今注目のパンクバンドWANIMAだ。リハ後の写真撮影に全員が全力疾走で登場するなど、この紅白でもWANIMAワールドは全開だ。囲み取材ではボーカル・ベースのKENTAが今の正直な気持ちを言葉にした。 「いやー今年一番緊張しました!すっごい練習してすっごい準備してきたので、それがしっかり出せればと思います」 九州・熊本出身のWANIMA。ブレイク後は多忙なスケジュールもあり以前ほど地元に帰る機会を作れていないようだが、この紅白は故郷の家族や仲間たちに活躍を見せる絶好の機会でもある。31日のカメラリハにはくまもんも駆けつけ、同じく熊本出身の総合司会・内村光良と本番を盛り上げてくれそうだ。 「熊本の仲間たちとも連絡を取ってるんですけど、みんな“WANIMA頑張れ!”って言ってくれているので。熊本を含め全国の皆さんに僕たちの音楽を届けられたらと思います。いつも言っているんですけど、変わらず・飾らず・すかさずにこれからも全力で歌っていきたいです」 いよいよ今夜、19:15にスタートする第68回紅白歌合戦。それぞれの思いを胸にステージに立つ初出場組にも是非注目していただきたい。 取材・文/福田悠 撮影/林絋輝 八木康晴(本誌)
フリーライターとして雑誌、Webメディアに寄稿。サッカー、フットサル、芸能を中心に執筆する傍ら、MC業もこなす。2020年からABEMA Fリーグ中継(フットサル)の実況も務め、毎シーズン50試合以上を担当。2022年からはJ3·SC相模原のスタジアムMCも務めている。自身もフットサルの現役競技者で、東京都フットサルリーグ1部DREAM futsal parkでゴレイロとしてプレー(@yu_fukuda1129
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