カジノのプロが伝授する「ギャンブルで勝つ方法」。競馬、パチンコでも応用可能
【ギャンブルとは、数学に遊ばれてるだけ】by 人生の賭け方
これが15年間ギャンブルで勝ち続けた、ギャンブル馬鹿である僕の結論。今回は、プロギャンブラーな僕がギャンブルの勝ち方を数学から読み解く。数学が苦手な人こそ、読んでもらいたい。
〈第46回 ギャンブルで勝ちたいなら、賭け金に波をつけよ〉
ギャンブルで本当に勝ちたいなら、密接な関係にある“数学”へ触れる必要性がある。ここで、「数学は不得意」と敬遠しすぎたら、ギャンブルの勝率は激減してしまう。とはいえ、自分自身が数式を読み解く必要性なんてない。たんに、数学者が導いた結論を書籍などで知ればいいだけのことだ。プロの意見や見解を学ばせていただくことで、自分をプロレベルへ近づけていく。
【プロにたくせ】by 人生の賭け方
僕はカジノにあるギャンブルのひとつ『ブラックジャック』でプロを目指し、丸2年間毎日13時間も修行した。そうしたら、行くカジノ行くカジノで、「うちは初めてプロを追い出す。出て行ってくれ」と、言われ続けた。各カジノから、最初に追い出され続けたとは、世界トップランナーになれた証だ。
そんな最強な僕でも、『フラットベット』だと勝てない。フラットベットとは、常に一定の金額を賭けること。それだと、勝率が高いときも、低いときも勝ち負けの動く幅が一定となる。ギャンブルは数学であり、賭けを重ねるほど、統計学へとなっていく。各ギャンブルが設定している勝率へ収束していくので、勝ち目はほぼない。
20年前に学んだブラックジャックの洋書に、100万円を1万円ずつ賭け続け、0円か200万円かどちらになるかの確率を数学者が計算したところ、『1%が200万円で、99%が0円になる』と、書いてあった。これは衝撃的な結論! つまり、同じ金額を賭け続けていたら、1%しか2倍へ勝てないということだ。
ならば、勝つためには、賭け金に波を付ければいい。ギャンブルとは、勝率と運の波との勝負。運営側に有利な勝率への対抗策として、賭け金に波をつけ運にのることで、上振れによる勝ち越しを狙う。
これは、人生でも置き換えられる。資産家に生まれたのなら、安定志向でその資産をキープするだけでよい。資産家の家庭ではないのなら、勝てそうな勝負が見えたら、勝負すべき。勝負へトライするほど、勝ち目が生じるから。
【時には勝負せよ】by 人生の賭け方
まず、勝負の期間としては、1日単位での勝ちを目指そう。そして、大事なのは賭け金を3つのSTEPにわけることだ。いつも1玉4円のパチンコをしているなら、STEP1は1円でスタートし、STEP2は2円でして、ラストのSTEP3を4円でする。いつも競馬で毎レースに1000円を賭けているなら、STEP1は300円勝負で、STEP2は500円勝負をして、ラストのSTEP3を1000円勝負する。
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1971年東京都生まれ。15年間カジノで勝ち続けたお金だけで、世界6周。東日本大震災時、ボランティアのため一時帰国。すると、メディア・講演依頼など各方面から引っ張りだこに。検索「プロギャンブラー」にて独占状態。著書に『勝率9割の選択』(総合法令出版)、『ギャンブルだけで世界6周』(幻冬舎)
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