DA PUMPの新曲「桜」…日本には「桜」のヒット曲が多い!? 「さくら」「SAKURA」も
昨年6月に発売された29枚目のシングル『U.S.A.』が大ヒットし、昨年末の『第69回NHK紅白歌合戦』では16年ぶりのカムバックを果たしたDA PUMPが、3月6日にニューシングル『桜』をリリースする。
しかし『桜』や『さくら』、『SAKURA』といったタイトルの曲は、DA PUMP以前にも、これまで何組ものアーティストによって発表されてきた。
どのアーティストのどの曲を思い浮かべるかは人それぞれだろうが、DA PUMPの『桜』は2月上旬にミュージックビデオスポットがYouTubeで公開されてから、2週間ほどで早くも数百万再生を記録しており、新たな“桜ソング”として世の中に定着しそうな勢いだ。
まずは昨年、記念すべき結成20周年を迎えたコブクロの12枚目のシングルとして2005年にリリースされた『桜』だ。
実は同曲、『桜』というタイトルでありながらも11月、つまり冬ソングの時期に発売されている。それには明確な意図があったようで、ギター&コーラス担当の小渕健太郎は、「春に向けて感じる希望や不安、切なさを閉じ込めたかった」と話している。
続いてはオリコンシングルチャートで最高4位を記録し、自身最大のヒット曲となった河口恭吾の『桜』。
この曲が誕生したきっかけは意外なことに『ドラえもん』で、ドラえもんがイメージキャラクターに起用されたCMソングのコンペ提出用に制作したのだという。結局『ドラえもん』のタイアップがつくことはなかったが、曲の歌詞はドラえもんとのび太の友情を想起できる内容になっている。
2013年、多くの人に惜しまれながら解散したFUNKY MONKEY BABYSにも『桜』という曲があり、これはSMAPのミリオンヒット曲『夜空ノムコウ』(1998年)の作曲者としても知られている女性シンガーソングライター・川村結花との共作であった。
同曲の親しみやすいメロディラインと、真っ直ぐな歌詞が記憶に残っているという人も少なくないだろう。
2007年から活動休止中のロックバンド・Janne Da Arc。彼らの1stアルバム『D・N・A』に収録されている『桜』はシングルカットされておらず、知る人ぞ知る桜ソングの名曲だ。
桜のある景色と、そこに重なる記憶が描かれた美しい作品である。
そこで今回はDA PUMPの『桜』にちなみ、歴代の桜ソング10曲を一挙に振り返っていこう。
『桜』コブクロ(2005年発売)
『桜』河口恭吾(2003年発売)
『桜』FUNKY MONKEY BABYS(2009年)
『桜』Janne Da Arc(2000年)
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