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なぜ、20代女子が「ママ活」ならぬ「姉活」を? 始めて1年半の女性に聞いてみた

 パパ活文化は若い世代にまで広がり、女子中高生と20代男性の組み合わせの「兄活」が出現した。さらには「姉活」まで登場しているという。
姉活

※写真はイメージです

年下イケメン男子と会うママ活から派生した姉活

 パパ活から兄活があるように、ママ活から「姉活」も生まれている。姉活歴1年半の20代後半のミサ氏は「年下のイケメン男子の夢や将来に投資して自己満足に浸りたい」という思いから姉活を始めたという。 「お金に余裕のある20代女子がママ活をする場合、年齢的にママ活というより姉活と呼ぶケースが少しずつ増えています。体の関係はなく、時には女子を相手に姉活をすることもあります」  姉活をしてもらう男性からすれば「タダでいい食事ができる」「ラクして稼げる」「会えばエッチまでできるかもしれない」とうまみばかりだ。しかもママ活より若い女性が相手ならばなおさらである。実際、ミサ氏も「姉活を始めました」とツイートしたところ、一日で100通近いDMがきた。 「姉活を希望する男性は多くても、姉活女子は多くありません。そのため買い手市場になり、『あなたに姉活をした場合、コチラ側にどんなメリットがあるの?』という点が兄活よりも重視されます。『将来、起業したい』といった夢があったり、女装子や格闘家など普段会えない面白そうな人だったら姉活してます。つまり、この人ならお金をかけてもいいなと思えたら気持ちよく奢ってあげたりお小遣いを渡せる。イケメンや話し上手であること以上に大事です」  だが、おいしい思いをするにはリスクも伴う。姉活の場合、応募する男性は詐欺まがいの誘いに遭いやすいのだ。 「女性と会う約束が成立したと思ったら『冷やかしが多いから前払いしてほしい』とアマゾンギフト券を要求されることもある」とミサ氏は注意を促す。  記者も姉活女子にDMを送ってみたところ、「姉活よりもっと稼げる方法あるよ♪」と投資の話に誘導されたり、怪しいURLを送りつけられた。おいしい話にはウラがあることにご注意を! <こんな言葉にご用心!> ・会う前にアマギフで前払いしてほしいな ・もっと儲かる方法あるよ ・投資やってみない? ・続きはこのアプリで 【ミサ氏】 姉活ブロガー。姉活で投資した金額は100万円以上。姉活のノウハウや経験談を掲載するHP「姉活ナビ」を運営。ツイッターは@misa652 取材・文・撮影/ツマミ具依 ― [兄活]は健全か悪質か? ―
企画や体験レポートを好むフリーライター。週1で歌舞伎町のバーに在籍。Twitter:@tsumami_gui_
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