更新日:2020年05月28日 17:25
デジタル

ガジェットのプロが自腹で買ったスマートウォッチ その理由は?

 先日めでたく(?)40歳を迎えた筆者にとって、ここ数年、気にかかっているのが、日常的に不規則な生活環境だ。締め切り前の徹夜や夜中の食事、運動不足など、不健康の見本のような生活を続けてきたが、いわゆる「締め切りハイ」のような無理が利かなくなってきた。そこで気になっていたのが、近頃はやりの活動量計。急に生活改善をしようとしても早々に挫折しそうなので、まずは自分のライフログを取り、データとして把握してみようと思ったわけだ。

使用感もコスパもいい! 多機能スマートウォッチ

Xiaomi Mi Band 4

中国の総合家電メーカーXiaomiが開発したスマートウォッチ。Xiaomi Mi Band4は「中華家電は安かろう悪かろう」というイメージを大きく覆す機能性とコスパを実現している

Xiaomi Xiaomi Mi Band 4 価格 4850円(税抜き) サイズ W18×D12×H247(mm) 重量 22.1g  いろいろ候補があるなかで、手に取ったのが「Xiaomi Mi Band 4」だ。本機を選んだポイントはいくつかあるが、まずは日常的に着けていられるサイズであること。筆者は以前、スマートウォッチを購入したものの、腕時計が苦手ということもあり、ほとんど使わなくなってしまった。その点、本機はバンドも細身で、装着したまま就寝できるほど。  特に装着感にこだわった理由は、睡眠ログも取りたいと考えたからだ。本機には心拍数や歩数、電話やメール、SNSのアプリ通知など、一般的なウェアラブル機能が搭載され、睡眠時間の長さと質の測定も可能。専用の「Mi Fit」アプリと連動して、深い眠りと浅い眠りのバランスや、過去7日間のデータの規則性などをわかりやすく確認できる。  そしてここが大事だが、とにかく値段が安い。残念ながら日本では正式発売されていないが、国内の大手通販会社では5000円前後で販売されている。日本語に対応していないため、本体操作は英語となるが、前述の「Mi Fit」アプリは日本語なので、慣れればさほど操作にも迷わない。  前モデルからバッテリーのもち具合には定評があるようだが、本機も体感としては3日に一度、2時間程度の充電で問題なし。心拍数測定などの機能を手動に切り替えれば、さらにバッテリーのもちは長くなりそうだ。  防水仕様でさまざまなアクティビティにも対応。運動時間やエネルギー消費のログはもちろん、マップ機能と連動して、ウォーキングやランニング、サイクリングなどのコースのログも残せる。ガッツリしたトレーニングは、筆者にはまだ遠い道のりだが、まずは本機をなるべく着けるようにし、生活改善への一歩を踏み出したい。
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Xiaomi Mi Band4のここがスゴイ!
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