デジタル

部屋のどんなスイッチもスマホ操作できる、超便利なガジェットがあった

 スマートスピーカーやWi-Fiと連動する赤外線リモコンなど、スマートホーム化を後押しする製品は、もはや目新しくはない。筆者も、常日頃からこれらの製品にはお世話になっており、帰宅中の電車内から自宅のエアコンを前もってオンにしたり、就寝時の明かりをスマホから落とすなど、いまやなくてはならないほどに頼りきっている。 SwitchBot

スマホ操作でスイッチのオン/オフを全自動化!

SwitchBot スイッチボット スマートスイッチ超小型指ロボット 価格:4480円/サイズ: W42.8×D24×H36.5mm/重量:約39g  一方で、自宅内の一部備えつけの電球などは、物理スイッチを押す必要があり、IoT化を諦めていた。そんなアナログな機器と好相性なのが、今回紹介する「SwitchBot」だ。  マッチ箱程度のコンパクトな筐体に小型のアームを内蔵しており、側面からアームが飛び出して機器のスイッチを押してくれる仕組み。スマホとBluetoothで接続すれば、スイッチのオン/オフを手元で操作できるようになる。  本体裏面の両面テープで貼りつけるという、やや力業感がある設置方法で、設置位置の微調整が手間ではあるが、アームは力強く、押し続ける時間の調節も可能。最長で60秒まで1秒単位で選べるので、長押しが必要な機器にも使える。  代表的な使い方としては、お風呂の給湯器リモコンのボタンを押す様子などがメーカーHPで紹介されている。しかし、筆者が本機を購入したいと思った動機は別にある。自宅のシャッターの開閉だ。  筆者宅には、開閉が室内の壁面ボタンで行える電動シャッターが備わっているのだが、これをどうにか自動化できないかと思い、本機の購入に踏み切った。そしてこれが大正解! 億劫だった、朝にシャッターを開ける作業が完全に不要になったのだ。
SwitchBot

電動シャッターのスイッチに取りつけた様子。側面から短いアームが飛び出して物理的にボタンを押してくれる。なお、このケースでは開閉の両方を自動化するためにもう一台 SwitchBotを取りつける必要がある

 本機にはタイマー機能がついており、時刻の設定はもちろん、曜日ごとにスケジューリングさせることも可能。スマホの電源が落ちていても稼働してくれるため、一度設定さえしてしまえば、あとは機械任せ。  おまけにシャッターが開くとともに日の光が部屋に入り、朝日とともに目まで覚めるという、なんとも優雅な体験が得られた。最近では自動でカーテンを開けてくれるロボットもあるが、それなりにお値段も張るので、格安で同じ効果が得られたと思えば二度おいしい。  早起きしてそのくらい自分でやれよという声も聞こえてきそうだが、こうしてまた一段、ズボラの階段を上ってしまったのである。 【今週のジバラー】小枝祐基(こえだゆうき) ’79年生まれ。ライター。主に生活家電やスマートフォン、PC関連の取材・記事執筆などを行う
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