小阪有花、青木裕子の現在は? グラドル達のセカンドキャリア
世の中にはグラドルとして成功を収めながら、セカンドキャリアとして保育士や会社員など「普通の職業」を選び、新たな花を咲かせた女性たちがいる。
先月、絶頂期の中で引退を発表し、世間を騒がせた川崎あや。女優への転向や結婚はないと宣言し、グラドルとしての誇りを見せつけたが、彼女の「セカンドキャリア」は明らかになっていない。
今回は、芸能界引退後、一般企業に勤めることを選んだ平成の元人気グラドルのセカンドキャリアを調査。IT企業社員から回転寿司の店員まで、彼女たちのちょっと意外な顛末を追った。
ミスマガジン2004グランプリを受賞し、『アキハバラ@DEEP』などの人気ドラマでも活躍したグラドルの小阪有花。2009年に芸能界を引退後、精神を病んでしまったことで体型が急激に変化。療養中の奇行がネットで誹謗中傷の的になってしまう。回復の兆しを見せた頃、子供の頃の夢だった保育の仕事に関わろうと保育士補助のアルバイトに応募する。
しかし、ネット上に残る「ヤク中」などの謂れのない言葉が彼女の就活の邪魔をする。幸いにも理解のある保育園に巡り合い、内定を果たす。
そこでの経験や発見を生かし、2015年に自身を代表とする保育園を設立。その後は保育事業のコンサルタントに転身。現在では講演・対談・セミナー、保育事業向けITソリューションまで、保育に関することがらを多数扱っている。
最近では絵本を出版するためのクラウドファンディングや、Youtubeでのチャンネル配信にも挑戦している。今年になると『月刊サイゾー 2019年2月号』で復活グラビアを披露。現役当時に劣らぬ可愛らしさで人々を再び魅了している。
90年代後半、表紙を飾った雑誌は必ず完売するとまで言われた伝説のグラドル・青木裕子。彼女も人気絶頂の中、芸能活動を突然に休止。写真集「青木裕子」をリリースしたのち、音楽活動に転向する。
その後は引退し、実家の回転寿司屋の店員として新たな人生を歩み出し、現在では一児の母でもある。回転寿司屋ながらネタが大きいと、お店の評判も上々らしい。
長崎莉奈は光文社の『FLASHエキサイティング』のU-19アイドル人気ランキングで2年連続1位になったほか、週刊ヤングジャンプの表紙を8回飾るなどの活躍を見せた人気グラドル。
引退後から現在までIT関連の企業で勤めている。カスタマーサポート部門のマネージャーとして「おもてなし」にこだわった仕事を心掛けているらしい。
本人曰く「グラドル業界が嫌になったわけではなく、仕事を毎日してお金を稼いで好きな洋服を買ってオシャレをしたかったから」とのこと。芸能界で身につけたおもてなし精神が今の職業にも生きているらしい。
人に求められることに全力で応えてきた現役時代に対し、引退後は自分の本当のやりたい事に邁進している人が多いようだ。<文/南ハトバ(僧侶兼ライター)>
小阪有花(旧芸名・小阪由佳)
青木裕子
長崎莉奈
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ