更新日:2023年04月25日 00:34
恋愛・結婚

小室哲哉とKEIKOの泥沼離婚調停…カネで揉めた離婚経験のあるキャバ嬢たちの意見は

―[キャバ嬢に訊け]―
 音楽プロデューサーの小室哲哉氏と、妻で歌手のKEIKOさんが離婚調停中であることを『週刊文春デジタル』が報じた。小室氏がKEIKOさんに生活費などの婚姻費用として月8万円を提示したこと、しかし自身は100万円近い家賃のマンションに住んでいることなどが浮かび上がり、ネットでは「いくら才能があってもガッカリ」「ケチ過ぎる」などと厳しい声が上がっている。
小室哲哉

画像:小室哲哉official website

 金銭問題で離婚が泥沼化するのは夜の世界もまたしかり。今回は金銭問題が原因で離婚が揉めたキャバクラ嬢たちに話を聞いてみた。

夫がキャバ嬢と浮気…でも「財産分与」は無理?

 まず話を聞いたのは都内の小熟女キャバクラに勤めるハルナさん(仮名・30歳)。今年の春、3年間の結婚生活にピリオドを打ったと話すハルナさん。きっかけは夫の浮気だったという。 「元々キャバクラ好きだった夫とは私が以前働いていたキャバクラで出会いました。結婚したら少しはキャバクラ遊びも収まるだろう……と思っていたのですが、全然収まる気配もなくて。接待が多い仕事とは知っていたし、私も元々働いていたのであまり強く言えなかったんです。  でも、ある日夫の携帯から複数のキャバ嬢を口説いているLINEを見てしまい、離婚を決意したんです。子供もいなかったので財産分与だけはしてほしいと伝えたところ、夫からは『貯金もないので財産分与はできない』と信じられない言葉が飛び出したんです」  当時、ハルナさん達は共働きで貯金は「将来や子供が産まれてきたときのために」と夫婦別でしていたという。しかし、夫は給料のほとんどをキャバクラ代に当てていたというのだ。 「さらに信じられないことに、私が独身時代から貯めていた貯金の分まで分与しろと言ってきたんです。もちろんそれは夫婦で協働して得たものではないので財産分与の対象から除外されるのですが、私がそれを知らないと思って言ってきたんでしょうね。  そこで離婚に詳しいキャバ時代のお客さんに相談して、私の貯金の分与どころか夫には慰謝料を支払う義務があることを伝えると、夫は『誰かに入れ知恵されたんだろ』『新しい男に聞いたのか?』とまさかの逆ギレ! そもそも自分の浮気が原因で離婚するのに私のこと馬鹿にしすぎじゃない? と怒りが込み上げてきて徹底的に戦うことにしたんです」  だが、夫はお金がないので渡さないの一点張り。さらにはこんなことまで言い出したという。 「『キャバ嬢とは浮気していない。あれはその場のノリで口説いていただけ』とまで言い出したんです。確かに口説いているLINEの証拠はあったのですが、肉体関係や不倫関係までは確認できず訴訟を起こしても慰謝料をもらえるかまでは分からなくなってしまったんです。揉めに揉めて最終的にお金は諦めて、夫名義で借りていたマンション、車、家具をすべて私に渡すという条件でどうにか成立しました。 結婚する前はカネ払いの良いお客さんというイメージがあった夫ですが、蓋を開けてみたらまさかのケチ男でさらに貯金もナシ。さらに往生際が悪いときたら普通の女は正直、諦めるというか引き下がっちゃうのかもしれませんね。なので、KEIKOさんには諦めずにがんばってほしいと思います」
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夫が逆ギレするケースは珍しくない…
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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