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デモ過熱の香港。現地の日本人キャバクラで起こる変化は?

―[キャバ嬢に訊け]―
 6月から始まった、改正案をきっかけとする香港のデモ。お盆休みには香港国際空港の占拠で全便欠航し、日本人の出張客や旅行客にも大きな影響が出ている。現在も空港や中環など香港の各所でデモが行われている状態だが、夜の街にも変化はあるのだろうか?  以前、香港の日本人キャバクラに勤務していたことのある筆者がデモ中の香港の夜について、現地の人に聞いてみた。

デモで揺れる香港…夜の街は対照的な雰囲気?

筆者が日本人キャバ嬢として働いていた頃の平和な香港(2016年)

筆者が日本人キャバ嬢として働いていた頃の平和な香港(2016年)

 話を聞いたのは香港の日系企業に駐在中のサトウさん(仮名・男性)。まずはお盆休みに起きた香港国際空港の占拠について振り返る。 「日本でも報道されていると思いますが、香港の町中ではかなり混乱していました。当初は特定のエリアだけのデモでしたが、ここ数日は街の至るところでデモ行進や抗議活動が行われ、最終的に警察との衝突が起こりました。町中で催涙ガスが繰り返し撒かれて、閉店や休業する店も多くありました。中国からの買い物客は激減、香港市民も外出を控えるようになったため、消費意欲が落ち込みビジネス的には最悪の状態でした」  今回のデモについて「5年前の雨傘運動のときのようなカリスマ指導者が不在のため収束が見えない」と話すサトウさん。だがそれとは対象的に、夜の店にはある変化が訪れているという。 「日本人駐在員は九龍に住んでいることが多いのですが、日本人キャバクラがあるのは対岸の香港島。最近は香港島でデモが行われることが多いので、そっちまで飲みに行くのが面倒なんです。お盆は接待もあり、九龍の尖沙咀の韓国カラオケばかり行っていました。店は暇そうでしたがそれゆえ叩き売り状態で、普段なら2時間でシーバスを入れて2000HKD(約27000円)はするところが1200HKD(約16,000円)と激安でした。  女の子は恐らく整形だけどキレイだし、接客がしっかりできているので最近は日本人キャバクラよりも韓国カラオケに行くことが多いです。でも、驚いたのは韓国カラオケに日本人の女の子が働いていたこと。韓国人ホステスに負けないくらいきれいな子だったので、なんで日本人キャバクラじゃなくてこっちにいるのか? と訪ねたら『給料が日本人キャバクラよりも全然良い』と言っていました。日韓関係の悪化で日本人の客離れが進んでいるのか、最近は日本人キャストを積極的に募集する韓国カラオケが増えているのかもしれませんね」
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日本人キャバクラは閑散としている?
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