キャバクラでウザがられる客の特徴…現役女子大生・元キャバ嬢ライターが教えます
現在、某私立大4年の筆者。キャバクラに勤務していた経験があり、キャスト同士のお客さんに関するエピソードを常に聞いてきた。そんな背景から、“キモ客”などと称され、ウザがられてしまう人には共通する特徴があることがわかったのだ。
「一杯いただいてもいいですかぁ~?」
もはや挨拶代わりのセリフと化しているかもしれないが、ドリンクをおねだりされたら最初の一杯だけでもぜひ応えてあげてほしい。これを断ってしまうと、“最低限のお金しか使わずに接触しようするセコい人”認定をされてしまう。そのうえ、あっという間にキャスト同士で情報が共有され、「あの人、ドリンクくれないよ」と陰口を言われる対象に……。
もちろん、懐事情は人それぞれなので二、三杯目以降のドリンクや高額なシャンパンなどをおねだりされたら無理せず断っていい。むしろキャスト側もダメ元で頼んでいる場合が多いため、断られたところでなんとも思わない。
ちなみに席に着き、簡単な自己紹介を終えてすぐ「なにか頼む?」と促してくれる人は、それだけで“こちらを気遣ってくれるスマートな大人の男性”に見える。たとえ同じ一杯でも、こちらからお願いして渋々応じてくれるのと、自発的に誘導してくれるのでは印象が格段に違うのだ。予算の段階でキャストひとり一杯分の費用を想定しておき、「一杯だけだよ」と最初に言っておけば、安心してこのモテテクも使えるので、ぜひおすすめしたい。
「なんでこんな店で働いてるの?」「どうせホストに貢いでるんでしょ?」「ブランド物が欲しいんでしょ?」「親不孝だと思わないの?」などなど、“若い”“キャバクラ嬢”というパッケージだけに注目して、上から目線で説教したがるお客さんは本当にウザがられる。
年上の立場で話しているだけで俺は説教なんてしていない……なんて思っている方も多いだろうが、受け手(キャスト)側がウザい説教だと感じたら、それは説教であることは言うまでもない。
わざわざ“こんな店”に来て、わざわざお金を払って年齢や社会的立場を取り上げ、説教をする――キャストからすれば心打たれるどころか、人を攻撃しないと自尊心を保てないかわいそうなおじさんにしか見えない。
説教しても誰も得しないのだから、開き直ってその場を楽しむほうがよっぽど素敵だと思う。ジェネレーションギャップが生じても、“自分の知らない世界の話”として楽しみながら聞いてくれたおじさんは、ひとりの大人として尊敬できる態度だったし、やはり他のキャストからも人気があった。
そこで今回、元キャバ嬢の視点から、キャバクラでウザがられるおじさんの特徴を紹介していきたいと思う。これから挙げる“キモ客”像を反面教師にして、夜の店でイカす遊び方をしていただきたい。
ドリンクを一杯もくれない⇒最低限のお金で接触しようとするセコい人
上から目線で説教する⇒お金払ってまで説教しに来るかわいそうな人
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