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女子に低評価のカラオケ曲。ミスチル、ブルーハーツ…定番なのに、なぜ?

 世間は忘年会シーズン。そして、二次会や三次会の定番と言えば今も昔も「カラオケ」だ。日刊SPA!編集部が「カラオケで“おじさん”が歌っていると好印象な曲」をテーマに37曲の候補を挙げ、20代の女性100人にアンケートを実施したところ、TOP5は次のような結果となった(複数回答可)。 1位…米津玄師「Lemon」(29票) 同率2位…槇原敬之「どんなときも。」(17票) 同率2位…山崎まさよし「セロリ」(17票) 同率2位…サザンオールスターズ「TSUNAMI」(17票) 同率5位…DA PUMP「U.S.A.」(14票) 同率5位…斉藤和義「歌うたいのバラッド」(14票) 【前回記事】⇒「おじさんが歌うとモテるカラオケ曲」BEST10。槇原、サザンの定番曲を抑えた第1位は?  これにより“モテる曲”の傾向がつかめたわけだが、その一方では“モテそうで意外とモテない曲”の存在も浮き彫りになってきたのだ(ほとんど票が入らなかった……)。
カラオケ

せっかくのカラオケで、微妙な空気にはしたくないものだ…(※画像はイメージです。以下同)

 そもそも“モテそうな曲”を基準に候補曲をピックアップしたつもりだったのに、これはどういうわけなのだろうか。元キャバ嬢で現役女子大生の筆者が、自分の経験談を踏まえつつ分析していきたい。

Mr.Children「innocent world」

 ミスチルほどの国民的バンドであれば20代にもファンが多く、票が集まるだろうと予想してアンケート候補曲の中に入れたのだが、意外と伸び悩んだ。恐らく、ミスチルだからといってどんな曲を歌っても好印象を与えられるわけではなく、曲によって差があるのだろう。  オリコン調べではミスチルの全シングル中3位の売り上げを記録している『innocent world』だが、発売は1994年までさかのぼるということで、そもそも今の20代女性たちにはあまり知られていなかった可能性がある。「Sign」(2004年)や「HANABI」(2008年)といった比較的新しい曲ならば、アンケートはまた違った結果になっていたかもしれない。  とはいえ筆者のキャバ嬢時代を振り返ってみると、やはりミスチルは肌感的に女性ウケはもちろん、男性ウケもかなりよさそうだった。カラオケでは“ミスチルパワー”を信仰しすぎず、同席しているメンバーの世代や雰囲気をヒントに選曲するのが得策ではないだろうか。

SEKAI NO OWARI「Dragon Night」

“ドラゲナイ”でお馴染みであるセカオワの「Dragon Night」にも、イマイチ票が集まらなかった。考えられる理由としては、まず若干古いこと。筆者としても驚きだったのだが、この曲のリリース時期を改めて調べると、2014年だった。つまり、街中やテレビで頻繁に耳にしていたのは、もう5年も前の話ということになる。私たちの体感以上に昔の曲なのだ。  他には、カラオケでこれを歌っている“おじさん”の姿と、曲の持つ世界観とのギャップがマイナス要因になったのだろう。セカオワはファンタジー要素の強い音楽性が特徴なため、いざおじさんに歌われたら「なんでわざわざこの曲を?」と、リアクションに困ってしまいそうな気がする……。

EXILE「Choo Choo TRAIN」

ディスコ いかにもカラオケで盛り上がりそうな「Choo Choo TRAIN」だが、20代女性へのウケは芳しくない模様。おじさん世代からすれば“若者”に映るであろうEXILEも、20代にとってはすでにひと昔前の人たちという認識なのではないか。そんなEXILEの曲をおじさんが張り切って歌ったら、確かに見ている方が恥ずかしくなってしまうかも……。あれは、EXILEみたいにギラギラ肉食系なメンズが歌うからこそサマになるのだ。  筆者からおじさんへの提言としては、あまり無理して若い世代の興味・関心に寄せる必要はないと思う。それほど詳しくないのに「こういうのが若い人たちの間で流行ってるんでしょ?」なんて軽い気持ちで選曲してしまうと、あとあと痛い目を見てしまいそうだ。
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洋楽はあり?
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