恋愛・結婚

キャバクラでウザがられる客の特徴…現役女子大生・元キャバ嬢ライターが教えます

外で会おうとしつこく誘ってくる⇒タダ働きをさせようとしてくる人

 基本的にキャストは、お客さんと外で会うのを嫌がる。主な理由は、 ①金銭が発生しないのにプライベートの時間を割く意味がないから ②信頼できる人なのかどうか、見極めきれていないから  のふたつだ。  それを知ってか知らずか、外で会おうとしつこく誘ってくる人がいる。何度も店に来てくれて特別親しくなったお客さんならまだしも、初対面でいきなり誘ってくる人は論外。例えば一度誘ってみて、断られたりはぐらかされたりしたら、潔く身を引くべきなのだ。しつこくやりすぎたり無理強いをしたりすると、ボーイや店の責任者が関わる自体になりかねないので注意して欲しい。  しかし、同伴出勤やアフターはむしろ有り難がられる。同伴出勤やアフターは多くの店でバックが入るため、“仕事”という名目を保ちつつ、お客さんの人間性を伺えるチャンスだからだ。なので、どうしても外で会いたい女の子がいたら、まずは同伴やアフターを重ねて信頼関係を築くべきである。キャストも人間なので、自分に都合よくコントロールできる存在ではないとわかっていただきたい。

体に触ってくる⇒ルールも守れない品性に欠ける人

歌舞伎町 お触りNGのキャバクラで、ボーイの目を盗んで体に触れてこようとする人はすこぶる評判が悪かった。理性で欲をコントロールできず、キャストに不快な思いをさせたり傷つけたりする――こんな、ルールも守れない下品な人が“キモ客”でないわけがない。  たまに、キャストが腕を組んで来たり、手を握って来たりすることがあるだろうが、これに流されてはいけない。私は現役時代、お触りがひどいお客さんがいたら自分から手を握って阻止するように教えられたことがあった。 キャバ嬢 もしキャストとの会話や雰囲気が特別イイ感じでもなかったのにも関わらず手を握って来たら、キャストが今の距離感を嫌がってる可能性もあるということを知っておくといいだろう。イチャイチャモード全開で接触してきた場合でも、(少し理不尽だが)お触りをしていい理由にはならないので、気をつけていただきたい。  お触りを避けながら距離を近づけるには、少し身を乗り出す姿勢で会話をしてみて欲しい。キャストからすれば、節度を保ちながら距離を縮めようとしてくれるように見え、嬉しいはず。  ――最後にまとめると、自分の都合ばかりで相手の気持ちを尊重できない人が、ウザがられる“キモ客”と呼ばれてしまうということだ。キャバクラ嬢とお客さんという関係といえども、結局は人間同士の付き合いであり、相手を慮る心なくしては信頼関係や恋愛感情といったポジティブな絆は生まれないのである。<文/おかちまち まちこ(A4studio)>
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