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ギャラ飲みで月100万円稼ぐコが急に消える…本当は怖い“高給仕事”

 従来にはなかった稼ぎ方で大きな利益を上げる女性たち。目まぐるしく変わり続ける世相の流れを読み切り、自らの才覚と努力で驚くほどの結果を残した彼女たちの懐事情とは?
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※写真はイメージです

給料未払いに決闘も……本当は怖い“高給仕事”

 わずかな時間に驚くべき額を稼ぐ女性が少なくない一方、新しい稼ぎ方にはブラックボックスも多く、大きなリスクも伴う。都内の女子大に通う坂本千尋さん(仮名・21歳)は約半年間にわたって続けたギャラ飲みアプリを退会することを決めたという。 「楽に稼げそうと思って始めてみたのですが、実際に飲食店でのアルバイトなんかよりすごく効率よく稼ぐことができました。多いときには週10件以上のギャラ飲みをこなし、一番頑張ったときは月の売り上げが50万円を超えることもありましたね」  しかし、最初の数か月は順調に稼げていた坂本さんだったが、ある事件を耳にしたことを境に距離を置き始めることになる。 「すごく稼いでいることで有名だったコがある日、ぷつりと姿を現さなくなったんです。聞くところによると、月に100万円近く稼ぐそのコを疎ましく思った別のコが彼女の悪い評判を運営にチクったみたい。  しかも、最悪なのが運営もそのチクリを理由に除名して、本来支払うべきだった売り上げをうやむやにしたらしいんです。どこまで本当のことかはわからないけど、運営の意向次第でなんでも決まってしまうことが急に怖くなってやめることにしました」  パパ活を約1年間、続けてきた上原優さん(仮名・22歳)もある出来事をきっかけに引退を決めた。 「パパのマッチングをしている交際クラブ経由で経営者の自宅に呼ばれたことがあって、1時間で10万円との好条件でした。ところが、その人が指定してきた高級住宅街のマンションに行ってみると、もう一人女のコがすでにいたんです。あまり経験したことのないシチュエーションで、最初は3Pとかやりたがるのかななんて思っていたんですが……」  そこで上原さんは驚くべき指令を受けることになる。 「女のコ同士がガチで戦ういわゆるキャットファイトを見るという性癖があるらしくて、大した説明もないまま別室に連れていかれました。私が戸惑っていると『本気でやって!』と何度もその人は絶叫をしていました。10分くらい叩いたり、蹴ったりをしていたのですが、もう無理だと思ってギブアップ。  私はそこで帰されて、勝ったコにはもう10万円を払ってセックス。アザはたくさんできるし、気持ち悪いしでトラウマになる最悪の体験でした。やっぱり大金が短い時間でもらえる仕事は甘くないんだなって……」  ハイリターンを望めるものには相応の代償を支払う可能性もあることだけは間違いない。 取材・文/藤村はるな 吉沢さりぃ 撮影/荒熊流星 岡戸雅樹 藤井洋平
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