ニトリ、島忠買収の衝撃。もはや「家具の会社」ではない
―[あの企業の意外なミライ]―
11月12日、ホームセンター業界大手の島忠がニトリホールディングスによる買収提案を受け入れることがわかりました。
島忠は、業界2位のDCMホールディングスのTOB(株式公開買い付け)提案に賛同していましたが、DCMより3割高い買い付け価格を提示したニトリの提案を支持した形です。
ニトリ側はあくまで友好的としていますが、この一ヶ月間はDCMとニトリの二社が島忠の株式を買い付けようとしているTOB合戦が勃発していました。
では、どうして島忠はこんなに“モテる”のでしょうか。そして、ここまでニトリが島忠を買いたい理由とは?今回は、ニトリが見据える2021年以後の未来について3分で解説します。
もはや、ニトリは家具屋さんではないのです。
ニトリの財務体力はDCMの3倍
島忠は「お、ねだん以上。」
経済アナリスト/一般社団法人 日本金融経済研究所・代表理事。(株)フィスコのシニアアナリストとして日本株の個別銘柄を各メディアで執筆。また、ベンチャー企業の(株)日本クラウドキャピタルでベンチャー業界のアナリスト業務を担う。著書『5万円からでも始められる 黒字転換2倍株で勝つ投資術』Twitter@marikomabuchi
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