「こんな旅をしてみたい」とSNSで話題。男二人の北海道旅漫画、作者の狙い
Twitterに投稿された漫画『漫画家が芸大生といきなり北海道に行ってハードオフと戦う話』が、2.9万リツイートに9.1万いいね以上という爆発的な反響を呼んでいる。
本作は、漫画家の電気街さん(@denki_gai)とその友人のYさんが北海道旅に挑むのだが、道中、無軌道と思われた旅の裏に機械好きのYさんが極北のハードオフに行きたいという計画があったことが明かされ、電気街さんはその“策士ぶり”に一矢報いてやろうと、無茶な行程を提案するが……という内容。
Yさんの上を行こうとする電気街さんの地味な抵抗と、旅の微笑ましさがおかしさを醸し出しているが、今回は、そんな漫画の作者本人を直撃し、漫画の誕生秘話を伺った。
現在、プログラマーの仕事をしつつ漫画家として活動中の電気街さん。なぜ、漫画家を目指すようになったのだろうか。
SNSで話題を呼んだ漫画の作者を直撃
サラリーマンから漫画家へ。夢を後押ししてくれた恩人の言葉
「“何か物語を作る仕事がしたいな~”と思っていたんですが、現実を見て普通のサラリーマンになりました。そんな折に、ある会社の社長さんと飲む機会があり、“本当は漫画家目指してみたかったんですよ。会社辞めちゃおうかな”とこぼしたところ、“じゃあ明日辞めればいいじゃないですか。無意味なことしている時間はもう無いですよ”と真剣に答えてくれたことが後押しになりました。一瞬を後悔したくないという気概は、本作にも出ているかもしれませんね」(電気街さん、以下同)漫画家が芸大生といきなり北海道に行ってハードオフと戦う話(1/8)
— 電気街 (@denki_gai) October 26, 2020
絵日記です pic.twitter.com/SVLWftoE8l
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