更新日:2020年11月18日 23:25
ライフ

ユニクロ「+J」を買い逃した人が今すぐ買うべき“最高コスパの3アイテム”

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第305回目をよろしくお願いします。
メンズファッションバイヤーのMB

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

 ニュースにもなっていますがユニクロの新作コラボレーション「+J」、大人気につき軒並み完売しています。全国各地でも長蛇の列ができ、メルカリでは2万円のコートが10万円にもなる始末。  ……ただちょっと待った! いくら9年ぶりの伝説のコラボレーションといえど、いくらなんでもユニクロの2万円のコートに10万円も払う必要なんてありません。モノのわりに値段が……といっても、10万円も出せば高級ブランドのコートが買えます。そこまでかける価値はありません。  ほかのファストブランドでも良品はたくさんあります。というわけで、今回は+Jを買い逃した人に「これは+J並みにオススメ!」といったアイテムを紹介します。

▼10万円も出してメルカリで買うよりよっぽどおすすめ!

GLOBAL WORK ウーリーテックBIGコート 1万3090円
ウーリーテックBIGコート

ウーリーテックBIGコート(画像:「.st」より)

 まずはグローバルワーク。「イオンモールでよく見かける安ブランド」なんてイメージもあるでしょうが、実はかなりモノ作りに魂込めてます。中には1年以上かけて開発・制作しているモノも……。  通常、アパレルの開発期間はトレンドが過ぎるのでそんなに長期間かけることができません。ユニクロ並みにコスパのいいアイテムを量産しており、チェックする価値は十分にあります。  ウーリーテックのロングコート。今回、+Jではロングコートが軒並み欠品状態なので探している人も多いでしょう。  こちらは最近、よく見かける「ハイブリッドウール」の類ですね。ウールは防寒性が高く高級感があるのがメリットですが、一方でプライスが高くなりがちでかつ天然素材だけに型崩れや毛羽立ちも多いのも難点。そこで「合成繊維だけどウールライクな高級感を表現できないか」と開発されているのがこうした素材です。

作っているのは+Jと同じ工場

 このコートもポリエステル素材ですが、膨らみのある風合いと美しいツヤはウールと遜色ありません。私も触って吟味しても「ウールが1%も入っていない」とは気がつけませんでした。  +J同様に高級感ある風合いをさらに安く(+Jのロングコートは1万9900円~2万4500円)、さらに耐久性高く、イージーケアで楽しめます。さらにいえば、実は+Jを作っているところと同じ工場。そりゃ質も高くなるわけです。  形はオーバーサイズのチェスターですが、あまりダボダボのサイズ感にはなっていないのでONでもOFFでも使えるところが嬉しい。商品ページの着用写真など見ていただきたいのですが、ほんと高級感あって文句ないですよ。
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+Jより使いやすいスラックス
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