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ユニクロ「伝説のコラボ」が9年ぶりに新作。即完売濃厚の4アイテムを解説

 メンズファッションバイヤー&ブロガーのMBです。洋服の買いつけの傍ら、「男のおしゃれ」についても執筆しています。連載第303回目をよろしくお願いします。
メンズファッションバイヤーのMB

メンズファッションバイヤーのMB。「『おしゃれに見える』にはちゃんと理由があるんです」が持論(撮影/難波雄史)

伝説的コラボ「+J」が11年ぶりに復活

 ユニクロの歴史を変えたジル・サンダーとの協業「+J」コレクション。ユニクロのコラボーレション史上最高傑作と謳われていましたが、2009~2011年のコラボコレクションからその後は再生産こそありましたが、新作が発表されることはありませんでした。  しかし! 今年2020年秋冬、待望の復活となります。11月13日の発売前に全ラインナップが公開されましたので「これだけは見ておけ!」という要チェックアイテムを3つピックしました。ぜひお見逃しなく。  なお、ジル・サンダーと今回のコレクションについては動画でもレビューを行っていますのでご参考ください。

▼「NIKKE」を使ってこの値段は奇跡的!

ウールテーラードジャケット セットアップ可能 1万9900円(+税)
ウールテーラードジャケット

ウールテーラードジャケット

ウールスリムフィットパンツ セットアップ可能 9990円(+税)
ウールスリムフィットパンツ

ウールスリムフィットパンツ

「たっけぇ!!!」と思った方も多いでしょう。そうなんです、今回のコラボレーション、かなり値段が高いのです。おそらくユニクロ史上最高価格だと思います。  何しろジャケットで1万9900円、ほぼ2万円です。2万円も出せばユナイテッドアローズでもそこそこのジャケットが買えます。ユニクロといえば「手頃な値段で極上品が手に入る」のがウリですから「ユニクロである意味ないじゃん!」と思うのも、まあ理解できます。  失礼ながら、私もラインナップを見て「すげえ値段だな……」とちょっと引き気味でした。ユニクロらしからぬ値付け。いくら伝説的デザイナーであるジル・サンダーとの協業といえど「本当にこれ受け入れられるのか……?」と他人事ながら心配になりました。

「ユニクロらしからぬ値段」でも買うべき理由

ウールテーラードジャケット

「2万円でも安い」圧倒的な高級感

 しかし、しかし、このジャケットは商品説明を読んで納得。なんと「NIKKE」の素材を使っているのですね。NIKKE(日本毛織)は日本が誇る毛織物メーカー。海外のハイブランドも採用するほどの高品質な素材を多く扱っています。  レディスではよく知られている素材メーカーで「NIKKE素材」とついているだけで値段が高くても納得できるほどブランド力があります。試しにgoogleで「NIKKE 日本毛織」で検索してみてください。たくさん商品が表示されると思いますが、ジャケットなら3万円を切るものはないでしょうし、シャツでも2万円を切るものは稀です。  もちろんNIKKEと一口にいっても多様な素材があるので一概にはいえませんが、商品画像でみる限りしっかりと作られたテーラード。これをNIKKE素材で2万円を切るのは奇跡だと思います。海外のハイブランドで当たり前に使われる素材、そこにジル・サンダーのテーラリング技術が混ざってるわけで……稀代の名作になる予感がします。
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名作シャツは即完売の可能性大
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