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ドンキーコング、ストⅡ、ポケモン…2021年の「周年」ゲーム

ゲームコラムニスト・卯月鮎

卯月鮎

あの『ドンキーコング』は40周年!

 まだまだ新型コロナウイルスが収まらず、不安なままスタートした2021年。今回のコラムは、ゲーム業界で今年「周年」を迎える主なソフトやハードをピックアップ。ゲームも歴史を積み重ねてきました。

アーケードゲーム50周年

 1971年に、アメリカのノーラン・ブッシュネルさんが世界初のアーケード用ビデオゲーム『コンピュータースペース』を制作し、発売。遊園地向けの製品でしたが、操作が難しかったため人気が出ずに販売不振に終わりました。この失敗をバネにブッシュネルさんは世界初のゲーム会社「アタリ」を設立。次回作『ポン』が大ヒットし、ゲーム産業が花開いていくことになります。
アタリ社の公式サイト

アタリ社の公式サイト

任天堂『ドンキーコング』40周年

 1981年、アーケードゲームとして任天堂の『ドンキーコング』がアメリカで発売され大ヒット。開発者は若き日の宮本茂さん。最初はポパイのゲームを作ろうとしていましたが変更になり、違うキャラを乗せようと生まれたのがドンキーコングとマリオだったとか。
アーケードアーカイブス ドンキーコング

『アーケードアーカイブス ドンキーコング』を紹介する任天堂サイト

エポック社「カセットビジョン」40周年

「カセットビジョン」は、1981年7月にエポック社から発売されたカセット式のテレビゲーム機。定価は1万3500円。同時発売タイトルは『きこりの与作』『ベースボール』。ファミコン登場前のゲーム機といえばこれでした。

シブサワ・コウ40周年

『信長の野望』の生みの親として知られるシブサワ・コウさんはコーエーテクモゲームス(旧・光栄)の名物プロデューサー。1981年の『川中島の合戦』がデビュー作で、40周年記念サイトも制作されています。
シブサワ・コウ40周年記念サイト

シブサワ・コウ40周年記念サイト

 ほかには、こんな40周年もあります。 『ウィザードリィ』40周年……コンピュータRPGの原点として知られるタイトル。当時のアップルII向けに発売 ゲーム&ウオッチ「ワイドスクリーン」40周年……初代から画面が約1.7倍に拡大されて登場。『オクトパス』『パラシュート』など
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『ソニック』『ストⅡ』が30周年
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ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も

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