更新日:2021年04月26日 16:38
お金

無職の男性39歳、スマホ7台を駆使しお金を使わない生活

 ウィズコロナ時代、突然の失職や休職を余儀なくされるリスクが顕在化。いきなり無一文になってしまったら、一体どうやって生き延びればいいのか――。複数台のスマホを駆使し、無料サービスをこれでもかと活用している無職の男性に話を聞いた。

スマホを7台駆使してクーポン爆取り三昧

無職

スマホはなんと7台持ちだ

「食費にお金は使ってないです」  無職のどぴゅさん(39歳)は、自前のスマホ7台を駆使し、無料サービスをこれでもかと活用している。なかでも愛用してるのが、ジートルというアプリだ。 「来店ごとに1ポイントが貯まって、5ポイントで餃子などのサイドメニュー、10ポイントでカレーやどんぶりなどのメインメニューが無料になるクーポンがゲットできます」  某チェーン店にてその様子を見せてもらった。専用端末にスマホをかざし、ポイントをゲット。ウエストポーチから次々と計7台のスマホを取り出した。彼はほぼ毎日店へ出向き、こうして1回の来店で一度に7ポイントをゲットしているのだ。 「2年前からポイントを集め始めました。5ポイントで食べられるサイドメニューで小腹を満たし、7ポイント得て帰ることを繰り返し、今は無双状態。気が向いたらメインメニューを食べています。地元の店では目をつけられているので、もう行けないです(笑)」
無職

専用端末にスマホをかざして来店ポイントゲット。ウエストポーチには大量のスマホが

手間を惜しまず0円無双

 もちろん、スマホを7台所持しているメリットはそれだけにとどまらない。紹介キャンペーンや、アンケートでの特典も7台分ゲットできる。 「アンケートに答えてポテトSやドリンクSの無料クーポンがもらえる、マクドナルド公式アプリ内の『KODO』というサービスもかなりおすすめですね。スマホはキャンペーン時にほぼ0円で契約していて、しばらくしたら転売してお金にすることもあります」  タダへの労力を決して惜しまないどぴゅさん。知人や女性の家を転々としているので寝床には困らない。日中は、携帯ショップに用もないのに入店し、ウオーターサーバーでのどを潤す。 「美容院はカットモデルやったり、映画の試写会に行ったり、無料でできることってほかにもいっぱいあるんですよ。確かに手間はかかるけど、俺は働くほうがよっぽどストレス。ポイントのために丸一日自転車で走り回ることもあるけど苦じゃないです」
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たとえ労働してもタダでは起きない
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