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ノーマスクの上司にウンザリして2度のコロナ転職。年収は70万円UP

 長引くコロナ不況で経営や雇用の制度を見直す企業が増えている。それに伴い転職を考えている人も少なくない。しかし、実際に入社してみなければわからない現実もある。「コロナ転職」に踏み切ったとある女性のエピソードを紹介する。

コロナへの意識が低い上司に不信感が…

マスク

※写真はイメージです(以下同)

 東京都在住の小池ひなさん(仮名・30代)は、コロナ禍で2回転職をしたという。 「元々はアパレル企業に勤めていて、昇格しても給与が上がらなかったために転職しました。1回目の転職は通販会社で、実際に入社してみると面接で聞いていた話と現場のギャップが酷くてついていけませんでした。  緊急事態宣言中は在宅勤務と聞いていたにもかかわらず、ほとんど出社を強いられました。会社側は会食を控えるよう注意していたのに、上司からほぼ毎週飲み会やランチに誘われて矛盾を感じていました」

ノーマスクで話しかけてくる上司にウンザリ

 断りづらい雰囲気もあり、ひなさんは困惑した。 「面接で、コロナ対策はしっかりしていると話してたはずなのに、上司は毎日マスクを外して話しかけてきました。しかも、取締役や目上の人が席を外している時を狙って。『マスクなんて意味ない、暑い、やってられるか』が口癖でしたね」  コロナ意識が低い上司や、会社への不信感から3ヶ月で退職を決意した。
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「リモート勤務」で同僚や上司の人となりがわからず…
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'93年生まれのフリーライター。社会問題からトレンド、体験取材まで幅広く書きます。アイドルオタクに詳しい。Twitter:@mochico1407

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