ストーカー化した理想の“彼女候補“。「やり逃げする気かよ」と言われて不眠症に
マッチングアプリで出会うのは、それまで見ず知らずの関係だった赤の他人です。メッセージのやりとりや電話で人柄を把握したつもりでも、実際に会ってみると思っていた人物と違っていた……ということも少なくありません。なかには相手のことを知る過程で、精神的に追い詰められるような体験をした人もいるようです。
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IT企業でWebデザイナーをしている梶谷翔太さん(仮名・27歳)。マッチングアプリの使用歴は3年で、これまでアプリで出会った2人の女性と交際した経験があります。
「これまでマッチングアプリで付き合った2人はしっかりしているというか、我が強いタイプでした。どうも自分はそういう女性から好かれるようなんですが、本来は好きなタイプではないので、結局あまり長続きはしません」
こう話す梶谷さんが新たな相手を探すため再度マッチングアプリを使っていると、いいねを返してくれた女性がいました。「ゆるふわな感じの女性が好みなんですが、その女性はまさにそのタイプでした」。
その彼女は天然っぽい性格で、メッセージのやりとりをしているのも楽しかったと言います。
「彼女は看護師でしたが、『上司が厳しくて辛い』とこぼしていました。共感するメッセージを送っていると良い感じな空気になって、わりと早いタイミングで会うことになったんです」
どこで会うかは重要なポイントですが、梶谷さんが提案したのは串焼きのお店でした。
「おしゃれな感じのお店で、女性を連れて行くと喜ばれることが多かったので選んだんですが、少し気になることがありました。彼女は肉料理に全く口をつけなかったため、店選びを失敗したかと思い焦ったんですが、雰囲気は悪くありませんでした。彼女は控えめな印象だったんですが、積極的なところもあって結構ボディタッチもしてくる感じでした」
そして続けて2軒目に入ったバーでは、終始手を繋いだまま飲むことになったそうです。
今までとは違うタイプの女性に好感触
店選びは失敗するも雰囲気は悪くない
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