恋愛・結婚

単身赴任中の不倫がバレて修羅場に。息子から軽蔑されて「一度も“父さん”と呼んでもらえない」

 妻子と離れて遠方で暮らす単身赴任は「さびしい」と思う方がいる一方、独身時代に戻ったような気分で久々の一人暮らしを満喫している人も少なくない。そのため、近くに妻がいないことをいいことに、なかには赴任先で浮気をするなどハメを外しすぎてしまう人も。
不倫

写真はイメージです。以下同(Photo by Adobe Stock)

 40代前半の3年間、札幌での単身赴任経験を持つ食品メーカー社員の沼村武博さん(仮名・50歳)も現地でひと回り近く年下の女性と第二の青春を謳歌。知り合ったきっかけは出会い系サイトだったという。

出会い系サイトを通じて知り合った女性と食事に

「下心があったことは否定しませんが、こういうサイトを利用したのはこのときが初めてでした。それでも最初は誰も知り合いがいない土地でしたし、食事や飲みに付き合ってくれる女性が欲しいなと思う程度に考えていました。すると、女性の中にもそういう相手を募集する書き込みをしている方が多く、そういう人を見つけてはメッセージを送っていたんです。なかでもすぐに返事をくれて、しばらくやりとりをしていたのが派遣社員をしていたユカ(仮名)という当時30歳の女性でした」  やがて彼女と食事に行く約束を取り付け、彼女のお気に入りの居酒屋やラーメン屋、スープカレー屋などでデートを楽しむ仲に。はじめはただ食事をするだけの間柄だったが、男女の関係に発展するにはそう時間はかからなかった。

最後の一線を越えてしまった

「単身赴任であることは伝えており、自分に妻子がいることは彼女も知っていました。それでもこちらに好意を持ってくれているのはわかりましたが、いざこういう状況になると私が躊躇してしまい、最後の一線をなかなか越えられずにいたんです。けど、お酒の入った彼女は普段よりも積極的で、最後はその勢いに押される形で寝てしまったんです。それでこっちも理性のタガが外れてしまいました」  これを機にユカさんは沼村さんの社宅マンションを頻繁に訪れるようになり、週1~2日は泊まって彼のために料理を振舞ってくれるなど完全に現地妻状態。次第に部屋には彼女の私物も増えていき、妻とは単身赴任以前から倦怠期に突入していたこともあり、この生活を心の底から楽しんでいたそうだ。
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妻がアポなしで単身赴任先へ
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ビジネスや旅行、サブカルなど幅広いジャンルを扱うフリーライター。リサーチャーとしても活動しており、大好物は一般男女のスカッと話やトンデモエピソード。4年前から東京と地方の二拠点生活を満喫中。

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