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釣果は60cm超えシーバス。プラモで自作したルアーで爆釣できるかに挑戦

釣りブームの余波が模型業界にも

プラモで自作したルアー

 アウトドアレジャーの一つとして釣りブームが到来し、釣り人口は年々増えています。CS放送はもとより地上波にも釣り番組はあり、様々なジャンルの釣り漫画が描かれ、アニメ化しているほどです。  この釣りブームは、なんと模型業界にも進出してきています。模型業界と釣り、というと、漁船の模型やジオラマなどを想像してしまいそうですが、ルアーフィッシングに使うルアーそのものが、「ルアープラモ」として株式会社マツキから発売されています。    ルアープラモは、昨年クラウドファンディングに登場した物が製品化されたアイテムで、クラウドファンディングでは目標額を大きく超える576%の応援金が集まり、大成功を収めました。そして、模型として組み立てて飾るだけでなく、実際に防水処理などを施して組み立てると、釣り具メーカーが販売しているルアーと同様、実際に釣りに使えるようです。

ルアーとしての完成度は?

 キットの実勢価格は約2000円。パッケージはシンプル。ジッパーバッグにランナーと呼ばれるパーツが付いた板状になっているブロックと、ルアーに使われる金属パーツ、台紙代わりの簡易マニュアルが入っています。  ランナーは2個入っていますが、1ランナーで一つルアーが作れるので、1個は観賞用の組み立てでもう1個は実釣用ルアー作りなんてことも可能です。金属パーツは、ルアーでも重要なウェイトとラインや実際のフック(釣り針)を取り付けるための金具が入っています。

当時のクラウドファンティングの様子

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模型ならではの楽しみ方
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テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク

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