更新日:2023年06月14日 15:59
恋愛・結婚

結婚式で親友から最悪のサプライズ。「私はあなたが忘れられない」告白に凍りつく…

 6月といえば「ジューンブライド」。“6月に結婚すると幸せになれる”との言い伝えがある。新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期が相次いでいた結婚式も次第に行える状況へと変化しているようだ。  結婚式は人生の晴れ舞台とも言えるが、そこで「カオス」な出来事に遭遇してしまったというエピソードを紹介する。

サプライズの連続で結婚式は地獄絵図

指輪

写真はイメージです。以下同(Photo by Adobe Stock)

 挙式の指輪交換セレモニーで妻にサプライズをしようと考えていた大坂寛太さん(仮名・40代)。大坂さんはキューピットである、妻の親友Aと打ち合わせを重ねサプライズを考えた。 「Aの子ども(以降、B子)に壇上にいる僕ら二人に指輪を歩いて届けてくれる天使役をしてもらうことになりました。B子は3歳でとてもかわいくニコニコしているので、天使役にはぴったりの子です」  B子は当然、詳細をよくわかっていない。しかし、「頑張る!」と言ってくれたそうだ。  式当日は、開始早々に両親は感極まって泣いており、慎ましく進行していた。式場全体も荘厳な雰囲気に包まれていたという。そして、いよいよ指輪交換のタイミングがやってきた。お待ちかねの天使登場のはずだったのだが……。 「なかなか登場しません。しかも遠くの方で泣き喚く声が聞こえるんです。それもそうですよね、3歳の子どもを大人でも緊張する雰囲気の中を一人で登場させるなんて。無理があったのかなぁと思いました」

指輪が見るも無残な姿に

 AはB子を必死になだめているのだが、その泣き声はどんどん大きくなっていく。Aは「どうするの! 式が台無しよ!」と天使を半分引きずりながら登場。「もっと台無しになっている気がする」と大坂さんは思っていた。  式場に微妙な雰囲気が漂う中、最悪な出来事が続く。 「B子がやっとの思いで指輪を運んだのですが、嫁の指輪が床に落ちてしまい、しかもAがその指輪を誤って踏んづけてしまったんです」  そのときのAの顔が今でも忘れられないと話す大坂さん。  おそるおそるAが靴の裏をのぞきこむと、指輪が折れ曲がっていたのだ。見るも無残な指輪を前に泣きくずれるA。そして、それを泣きながら慰める妻。大坂さんは何とかして指輪を元の形に戻そうと力いっぱい広げてみたが、無理だったのだ。
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感動の手紙のはずが…秘密が暴露
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2016年よりライター活動を開始。出版社にて書籍コーディネーターなども経験。趣味は読書、ミュージカル、舞台鑑賞、スポーツ観戦、カフェ。

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