「M字開脚して」撮影会の過激要求に苦言のグラドルを直撃「NOと言えない空気がある」
「水着撮影会で過激なことは私は嫌です」「正直ニプレスが見えてしまう事件とか度々あって死にたくなりました」
撮影会を中心に活動するグラビアアイドルの福原もえかさんが「若干トラウマになってしまった」と、撮影会における一部のカメラマンの“いきすぎた言動”に苦言を呈したツイートが3000以上のいいね、1000近いリツイートがされて反響を呼んでいる。
「一部のちょっといきすぎてるな……と感じるファンの人に“私の気持ちを知って欲しいな”と思ってツイートしたら、ヤフーニュースにもなったので、反響に驚いています」
芸能活動歴は約5年、もえかさんが水着で撮影会に出演するようになったのは2年ほど前からだ。
「撮影会に出始めた頃は、私服のみでした。セッション撮影会(複数人のモデルを参加した複数人のカメラマンが自由に撮影できる撮影会形式)に出演していたんですが、周りはみんな水着。私だけ私服で、正直けっこう浮いてたんです。その後、ファンの方のススメもあって水着もOKするようになりました」
撮影会のペースは月に5〜6回。水着を解禁してから「ずっとモヤモヤしていた」と打ち明ける。
「普通に写真を撮ってくれる人もいるけど、顔を映さずお尻だけ接写したり、中には股を撮影しようとした人もいました。M字開脚をして欲しいとか……。『ゴミがついている』といきなり体に触ってくる人もいました」
他のグラドルやモデルと比べられ、「AちゃんはTバック穿いてくれたよ」「Bちゃんは何でもポーズしてくれるよ!」と要求を押し付けられたことも多かったそうだ。
「露出やポーズはそれぞれの女の子でできる範囲が違う。グラドルとはいえ、ウリにしている部分も異なるのに、そこをわかってくれないカメラマンもいます」
彼らの発言や態度に違和感を覚えつつも我慢し続けていたもえかさん。「やめてください」のひと言がずっと言えなかったという。
筆者も現役グラドルの端くれである。グラドルはもちろん、アイドルやモデルの活動の場として、「撮影会」は近年大きな盛り上がりを見せている。その一方で、一部のカメラマンの要求はエスカレートしつつある。 そんな状況に限界を感じた1人のグラドルの訴えは、多くの同業者、中には撮影会のスタッフまでもが引用リツイートし、議論が生まれている。 それを生業にしている人間としては、“自分のファン”であり、“お客さん”でもあるカメラマン。無茶な要求に対して、現場では言いづらい空気もある。そんななかで、勇気を出して声をあげた本人を直撃した。グラビア活動を前向きにやっているけど
— もえかちゃん (@moekamoeka0118) August 16, 2022
過激なポーズや過激な要求が最近撮影会でありまして嫌な事を素直に書きます…
その場やめてって言えない性格ですが
次の撮影会からはちゃんと断ります。
一読していただけたら幸いです pic.twitter.com/Ai77WQNrqd
水着を解禁してから「ずっとモヤモヤしていた」
股やお尻を接写、いきなり体に触れてくるカメラマンも
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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