更新日:2022年12月15日 21:12
エンタメ

「M字開脚して」撮影会の過激要求に苦言のグラドルを直撃「NOと言えない空気がある」

現場では「NO」と言えない空気もある

福原もえか「空気が変わってしまうのが怖くて。個人撮影会だとカメラマンと1対1で、一応スタジオにスタッフさんはいますが、女の子も複数人いると、そこまで1人を見きれないことも多い。『やめてください』『そのポーズはできません』と思ったことは何回もあるけど、空気を悪くしてはいけないと思って言えませんでした」  たとえば、1時間ある撮影会の序盤で無理なポーズを頼まれ、断ってしまい険悪なムードになっては確かに気まずい。残りの時間は地獄だろう。それ以外にも言えなかった理由があった。 「私はライブ活動もしているんですが、何よりハッキリ嫌だと言ってしまうことで、そのファンが撮影会のみならず、ライブにも来なくなってしまうんじゃないかって。ライブも撮影会も足を運んでくれる“お客さん”ありきだっていうのはよくわかっているからこそ、言いにくかったんです」

ツイート内容に批判の声も

撮影会禁止事項

もえかさんがTwitterで表明した「撮影会禁止事項」

 我慢を続けた結果、撮影会の仕事がキツく感じてしまったもえかさん。意を決して冒頭のツイートに思い至った。  共感の声が大きかったが、一方で批判の声も少なくなかった。「グラドルって世間からこう見られているんだな」と落胆したという。 「“水着の仕事をしてるんだからエロを求められて当たり前だろう”とか、“金をもらってるんだから、客の言うことを聞けよ”っていうのが多かったです。  ほかにも“カメラマンの意向に沿えないなら辞めろ! 諦めろ!” なんていう意見もあって悔しかったです。グラドルは下に見られてるなって思いました。グラドル=お金を払えばエロいことを何でもしてくれるって勘違いをしているのかな」
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撮影会界隈の闇
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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