東大生が断言「行列店ではないラーメン屋の味をどう評価するか?」で“地頭の良し悪し”がわかる
皆さん、こんにちは。東京大学経済学部に通いながらWebマーケティング会社を経営する鶴山英樹と申します。
結論から言えば、“行列店ではない(人気店ではない)ラーメン屋でも味の良し悪しを自分で判断できる人”は「地頭がいい」と思います。
他人からの情報抜きでも本質的な味の部分を、きちんと自分の頭で評価できるのか。これは、なにもラーメン屋に限らず、焼肉屋やイタリアンレストランでも同じです。
大前提として、人間は事前に与えられた情報によって、大きく認知が左右される生き物。要するに、周りの人たちが言っていたことに強く影響されてしまうんです。
今や、店に行く前にSNSや口コミサイトでチェックする人も少なくないはず。そこで評価が高ければ「美味しいに決まっているだろう」と思うし、行列ができていれば「他の人もこれだけ食べているのだから大丈夫だろう」と考える。そんな店で食べた結果、実際に「美味しい」と感じた経験があなたにもあるでしょう。
ただしそれは、前述のように事前情報から判断しているだけで、残念ながら思考停止してしまっている可能性もあるのです。
もちろん、「人気店」や「行列店」と呼ばれる店は、それだけ多くの人から評価を得ているわけですから、一定以上の美味しさが保証されているのは間違いありません。
とはいえ、自分にとっては「あまり好みじゃない」場合もあるでしょう。一方、行列はできないし、SNSや口コミサイトの評価も低いけど、自分にとっては「美味しい」店があったとする。
A.人気だけど個人的には「あまり好みじゃない」店
B.不人気だけど個人的には「美味しい」と感じる店
そんなとき、あなたはAとBのどちらの店が良かったと言いますか?
もしかすると、自分の感じた評価を(なかば無意識的に)歪めてしまう人も多いかもしれません。
(ちなみに「自分以外にも多くの人が気に入っているから良いものに違いない」と感じることを人間の心理トリガーのうちのひとつで『社会的証明』と言います)
学生として、社会人として、さまざまな人と接する機会がありますが、相手の学歴や勤務先を問わず、ふとした場面で“この人は地頭がいいな”と感じる瞬間があります。
たとえば、ラーメン屋の味について、友人・知人と語り合う機会も多いはずですが、そのコメントにも地頭が出てきます。
行列店ではないラーメン屋の味をどう評価するか?
無意識のうちに自分の評価を歪めてしまうことも…
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東京大学経済学部卒業。大学2年時よりWebマーケティング分野でビジネスを開始し、そのまま売上を伸ばして法人化。現在は、主に集客や顧客単価向上などの施策全般を受託する。何より「自由であること」を大切にしており、社員は自分1人のみで、その他の業務は外注。趣味・特技は格闘技、コスプレ、折り紙、ルービックキューブ、ゲームなど。X(旧Twitter):@mr04todai2020、Instagram:@mr04todai2020
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