パチプロが「海物語」を好む理由。‟絶対に負ける人に共通している4つの特徴”とは――大反響トップ10
反響の大きかった2023年の記事からジャンル別にトップ10を発表してきた。今回は集計の締切後に、実は大反響だった記事に注目。年間ランキングで忘れられがちな11月12月に公開した社会経済ニュース記事から選ばれた、第6位はこちら!(集計期間は2023年11月~2024年1月。初公開2023年11月4日 記事は取材時の状況)
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なぜパチプロは海物語を好むのだろうか。魚群が熱い、オモシロそう、マリンちゃんが好き、そんな感情論は愛くるしく思えるけれども、常勝理論とは程遠い。月単位で負けることのないゼニゲバたちは決まって計算オバケで、口を開けば「回転率、出玉、期待値」、こればかり。論理的というか、理屈くさい。そんな思考の先に、行き着くマシンが海物語なのだ。
そもそもパチンコ屋は、慈善事業じゃなくて営利目的。ようするに、負ける客がいなければ商売が成り立たない。じゃあ、たくさん負けるのは、どんな客なのだろうか。
① 釘のメンテナンスによって投資金額や出玉率が変わるのに、釘を見ない。
② ボーダーライン(損益分岐点となる回転率)を下まわる台に手を出す。
③ 遊タイム(規定回数まで大当りしなかった場合に時短に突入する機能)について、理解していない。
④ 負けたことを遠隔のせいにする(この手の記事を多く見かけるけれど根拠のないガセ情報)。
パチンコは楽しんだ者がエラいので否定する気はないけれど、①〜④に多く当てはまるのは、ほとんど高齢者。そんな太客たちに人気があるのが、単純明快な海物語シリーズなのだ。
店側からすれば、利益が取れるから還元できる。水曜日(水にまつわる海の日)などの特定日に、赤字コーナーとして扱われるケースが多い。
タイトルに「海物語」とつくマシンは、現行機だけで10タイトル以上ある。おおよそ1年間で3タイトルくらいのペースで導入されており、これらは当然ながらに釘の配置が違うし、ベストなストローク(玉を打つ強さ)だって違う。
スペックが違うだけの姉妹機も含めると恐ろしい台数になるわけだが、そのなかでもプロが主戦力として選んでいるのは「大海物語5」。このマシンは技術介入要素の宝庫、その要素が沢山あるのだ。
負ける人に共通している4つの特徴
パチプロがもっとも打ちたい海物語の機種は?
技術と釘読みで凌ぐパチプロ生活が20年。その稼働内容を、雑誌(パチンコオリジナル実戦術、必勝ガイドMAXなど)に寄稿し始めて10年が経つ。YouTubeの密着シリーズ(パチダンTV)は特に人気があり、70万回再生を超えた。
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YouTube:ミネッチのパチンコ日記
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