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“AV新法”施行で「女優のギャラ事情」に激震。元セクシー女優が「専業女優が激減したワケ」を暴露

 元セクシー女優でフリーライターの「たかなし亜妖」がお届けする連載コラム。2016年に「ほかにやることがなかったから」という理由でセクシー女優デビュー。女優生活2年半が経過したところで引退を決意し、現在は同人作品やセクシービデオの脚本など、あらゆる方面で活躍中。

専業セクシー女優が減った2つの理由

たかなし亜妖さん

元セクシー女優で現在はフリーライターの「たかなし亜妖」

 セクシー女優のギャラが減ったとか、今は業界自体がしょっぱいやらの話はこのコラムで散々暴露した。他媒体でも似たような話題が取り上げられているため、「セクシー業界、厳しい問題」は周知の事実となりつつあるだろう。  以前、「女優の副業事情」についての記事を書いたが、今回はこの問題をもう少し深掘りするために「専業女優が減った理由」についてお話ししていこうか。  まずはギャラ事情について正直言うと、私がデビューした2016年頃から女優1本で食べられない人が増えていた。月に1本もオファーがなく、ようやく仕事にありつけても家賃分になるか、ならないか程度の給料しかもらえないのもザラ。当時から、既に業界は苦しい状況だったのだ。  そんな状況が加速するなか、やってきた新型コロナとAV新法。この2つにより業界人はさらに締め付けられ、火の粉は女優へと降りかかる。

セクシー女優の厳しいギャラ問題

 AV新法の施行により、女優たちによる仕事の奪い合いが勃発していることは以前の記事でも紹介したが、問題は売れっ子でさえ低いギャラでオファーを引き受けるようになったこと。トップ女優のギャラが低くなることで、当然ながら下の子に仕事が回らなくなる。  メーカーとしては、有名な女優を安く使えて売り上げも期待できるからラッキーでしかない。しかし、事務所と演者からすると痛手で、一度低いギャラを承諾すればその後の交渉が難しい。他に従来の金額でOKしてくれる人が見つかれば、「じゃあそっちに頼むからいいです」となってしまうのだから。  すべての事務所が売れっ子に安ギャラで働かせる……なんてことはないが、一部では当たり前になっているのが事実。おカネの問題でオファーが偏り、全体的な平均額も下がれば専業で食べていけないのはもう目に見えている。
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「AV新法」施行後のリアルな実態
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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