更新日:2024年10月09日 14:04
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家電量販店で毎日“女性店員に付きまとう”高齢者。ある日を境に「パッタリ来なくなった」ワケ

 迷惑な客は、少なからずどこのお店にもいるのではないでしょうか。クレーマーや、やたらと値切ったり返品を繰り返したり……。  最近では「お客様は神様ではない」という風潮が高まり、対等な立場という認識も広まりつつあります。今回は、一筋縄ではいかない困った老人客のエピソードを取材してきました。あなたの職場にもこんな客はいませんか?

郊外にオープンした家電量販店

高齢者男性

※画像はイメージです。以下同

 日本全国津々浦々、名だたる家電量販店は地方に積極的な店舗展開を行っています。一時期に比べ、その勢いは落ち着きましたが、今でも田園風景のど真ん中に都心では考えられないようなスケールの大きなお店が君臨しています。 「どちらかというと、年配層の客が多いですね。私の見る限り、比較的金銭面に余裕があるためか、テレビやエアコンなどの高額商品がよく売れます。若年層に負けないくらいの商品知識もあり、時々われわれも知らない情報を持っていたりして、とても大切な顧客層ですね」  そう語るのは、とある郊外型家電量販店で店長を務める長澤さん(仮名・42歳)です。以前の店舗は都内だったためか、のどかな街の店舗に集う年配の客層にどこか癒されるそうです。

いつも開店と同時にやってくる老人

 そんな長澤さんの店舗へ、いつも決まって開店と同時に訪れる老人男性客がいるそうです。その老人はオープン時にテレビや冷蔵庫など、家電一式を購入した太客でもあります。 「年齢は70歳後半でしょうか。ちょうど私の父親くらいだと思います。でも、父親と比べると見た目も若いし、商品のこともよく調べている方なんです。あまり詳しくは知らないのですが、奥さまが随分前に亡くなられていて、お店の近所の大きな家に1人でお住まいなのだとか」  その老人は、来店するといつもお店を一回りし、各売り場のスタッフに軽く会釈をし、一言二言会話をしていくといいます。ただ、土日などの忙しい日は老人の相手をする余裕がなく、老人がやってくるとバックヤードに入ってしまうスタッフもいるようです。
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ターゲットにされた新人女子社員
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愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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